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51歳で実現!英検1級への長い道 49 押し寄せる ありとあらゆる負の感情
スピーチらしきものが終了した後
さらに地獄のような
質疑応答の時間が続く。
とにかくずーっと思っていたのは
「1秒でも早く終わってくれー」
ぐちゃぐちゃの流れの中
はっきりと覚えているのは
「専門知識を有する人材」を
表現する際に覚えたての
「expertise」を使ったことくらい。
あれ、ちゃんとした単語知ってるじゃない、と
大きくうなずいてくれた面接官に
そうです、そうです、ホントはもう少し
伝えたいことはあるんですけど
うまく出てこないだけなんです…と目で訴える。
最後はThank youで締めくくり
会場を出てとぼとぼと歩き始めると
悔しさと切なさと心弱さと
ありとあらゆる負の感情が押し寄せ
50歳目前のおじさんは涙目寸前。
「あ……まず何か食べなきゃ」
(続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。
そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。