ICHIRO57

北海道在住。広告会社勤務のライター。北海道→京都→東京→24歳で再び北海道へ。平成最後の試験で、英検1級に51歳で合格。野球とボクシングを中心とするスポーツ観戦、文学、歴史、将棋、洋楽と守備範囲は広く、深く、残りの人生でどこまで楽しめるのかちょっと不安。体力と気力が続く限り。

ICHIRO57

北海道在住。広告会社勤務のライター。北海道→京都→東京→24歳で再び北海道へ。平成最後の試験で、英検1級に51歳で合格。野球とボクシングを中心とするスポーツ観戦、文学、歴史、将棋、洋楽と守備範囲は広く、深く、残りの人生でどこまで楽しめるのかちょっと不安。体力と気力が続く限り。

最近の記事

  • 固定された記事

51歳で実現!英検1級合格への長い道 ➀

30年以上前。20歳代前半で肌にシミ1つなかった頃。 何かのビジネス書で目にしたのは、某有名企業の会長が 自社の入社式で新入社員に送ったメッセージ。 「最初の3年間で英語をしっかりとマスターしなさい。 その次の3年間で2つめの外国語を身につけなさい」 「そうすれば、その後の人生で大きな可能性が広がるだろう」 細かな表現はともかく、およそこんな趣旨の発言だった。 やっぱり、これから英語は必須だ(20世紀の時点での話ですが)。 さらにもう1つ外国語をマスターすれば(カッコ良いし

    • 51歳で実現!英検1級への長い道72 50歳のチャレンジはブレずに続く

      3度はね返された英検1級2次試験。 さすがに気持ちは揺らいだけれど 「やめることをやめる」 その1点だけに関しては ブレることなく、愚直に学習を継続。 ICHY先生の書籍をメインに 試験当日、スピーキング可能な トピックに出会う幸運を願いながら 扱える守備範囲を広げるべく 読み、書き、聞き、話す試練の日々。 合格ラインと現状の間に 厳然として横たわる「距離」を はっきりとつかむことが出来ず 大いに不安を抱えたまま 平日は帰宅後、週末は終日机に向かう。 海外ドラマのセリフ

      • 51歳で実現!英検1級への長い道 71 おじさんの心を抉る「不合格」の文字

        実は、面接終了後の感触としては 「ひょっとしたらギリギリで合格かも…」 そんな根拠に乏しい淡~い期待があった。 まあ、惨敗だった前々回、前回と 比較すればまだマシ、という程度ですが。 ネイティブ女性のベテラン面接官が こちらのスピーキングにも 質問に対する受け答えにも あまり良いリアクションを してくれなかったのが不安だったけれど……。 いま本稿を書きながら 改めて当時の自分を振り返ると ただでさえ堅い表情が引きつりまくり ガチガチの強張った雰囲気で 地獄のような数分間を

        • 51歳で実現!英検1級への長い道 70 2度あることは3度目もあった

          再び挑んだ1次試験は、しっかりクリア。 リスニングとスピーキングのみに 意識がグーっと集中しているため 語彙と長文 その他に関しては 直前に模擬問題をこなした程度。 初めて1次試験を突破した際にも 試験後に振り返りながら感じたけれど (楽だった、とまでは言えないが) この感じなら何度受けても クリアできるんじゃないか、という手応え。 やはり、巨大で険しい壁は2次試験。 改めて受けた1次試験は6月だったので (なぜ1月をスルーしたのか記憶になし) 通算3度目の挑戦となる2次

        • 固定された記事

        51歳で実現!英検1級合格への長い道 ➀

        • 51歳で実現!英検1級への長い道72 50歳のチャレンジはブレずに続く

        • 51歳で実現!英検1級への長い道 71 おじさんの心を抉る「不合格」の文字

        • 51歳で実現!英検1級への長い道 70 2度あることは3度目もあった

          51歳で実現!英検1級への長い道 69 1級受験者には大晦日も元日もない?

          堂々と英検1級ホルダーとして 迎えたかった2018年(平成30年)のお正月。 晦日も大晦日も英語の勉強(夜は飲んだけど🍺) 元日含めて松の内も英語(夜は飲んだけど🍺) 今年こそ!の気合いが感じられるスタート。 「英検1級1次試験は受かった人」から 再び「英検1級受験前のただの人」に 降格した50歳のおじさんですが 特に新しく切り札的な学習法を 思いついたわけではありません……。 1級受験生の多くが使用している(たぶん) ICHY先生のスパルタっぽい参考書で 使えそうな定型

          51歳で実現!英検1級への長い道 69 1級受験者には大晦日も元日もない?

          51歳で実現!英検1級への長い道 68 恐怖!深夜の海外サスペンスドラマ

          前回、subtitle=字幕≠副題のお話を 書かせていただきましたが そうなんです、ちょっと書き忘れてましたが 1日の終わり、シャワーか風呂の後 寝静まった深夜のリビングでもお勉強。 洋画2時間コースはちょっと重いので 録画している海外ドラマ1時間が 寝る前のリスニング学習には最適。 1話完結のアクション or サスペンス系なら 多少聞き取れなくても筋は把握できる。 いくつか継続して観ていた作品があり 中でもお気に入りだったのは 日本でも結構人気があった 『Crimina

          51歳で実現!英検1級への長い道 68 恐怖!深夜の海外サスペンスドラマ

          51歳で実現!英検1級への長い道 67 「subtitle」ってサブタイトルじゃない?

          さて、前述のように苦手意識いっぱい 毎回毎回、開始前はとてつもなく憂鬱で しんどすぎる30分間だった オンラインの英会話レッスン。 (結局そんな気分は最後まで続く…) 「2度だけ盛り上がった」2度目は 「リスニングが苦手って言ってるけれど 普段はどんな勉強をしているの?」 そう訊かれて「海外ドラマを観ている。 『クリミナル・マインド』ってドラマ」 そう伝えたところ、彼女も観ていた! 大学で心理学を学んで卒論の際に 資料として使ったらしい。 その話の流れで、こんな質問が……

          51歳で実現!英検1級への長い道 67 「subtitle」ってサブタイトルじゃない?

          51歳で実現!英検1級への長い道 66 実現したよ「尚哉 vs ドナイレ」

          「ドナ…イレ?」「Yes, ドナイレ」 女性講師の指摘で多少はまともになった 発音に勇気をもらった50歳目前の ボクシング大好きおじさんは 調子に乗って蘊蓄を語り始めた。 「ドナイレ」の左フックは強烈! 「ドナイレ」は子どもの頃から アメリカ在住だから英語が上手。 実は、日本のスーパー強いNaoyaと 「ドナイレ」はいつか戦うかも……。 もちろん、フィリピン在住の彼女は 当時Naoya Inoueの名前を知らなかったし 「へー、そんな強い選手がいるのね」 そんな感じでお付

          51歳で実現!英検1級への長い道 66 実現したよ「尚哉 vs ドナイレ」

          51歳で実現!英検1級への長い道65 外国人名カタカナ表記の謎

          実は、ノニト・ドネアの発音を 彼女に訂正されたその瞬間から きのうの原稿を書くまで その発音のカタカナ表記は 「ドナイアレ」だと認識していた。 誤った情報ではマズいので 一応ネット上で確認したところ 一般的には「ドナイレ」らしい…。 7年近くも「ドナイアレ」と 思い込んでいたなぁ。 ところで、外国人名を便宜上 カタカナで紹介する場合 なぜか突然それまでの表記から 変わっちゃうことがあって とまどうケースがしばしば。 この秋、ワールドシリーズ第1戦で 先発したLAのJac

          51歳で実現!英検1級への長い道65 外国人名カタカナ表記の謎

          51歳で実現!英検1級への長い道 64 「ドネア」じゃなくて「ドナイレ」

          I spent last weekend watching boxing with beer and yakitori at home. おそらく、こんな感じで週末の 過ごし方を説明したのだろう。 1度だけ交わした、ボクシング談義。 そうだ!世界6階級制覇、 フィリピンの英雄、マニー・パッキャオ! パッキャオなら絶対に知っている! 相手は20歳代後半とおぼしき女子だったが やっぱりハッキリしたリアクション。 初めてといっていいくらいの盛り上がり。 調子に乗って「ドネアも知

          51歳で実現!英検1級への長い道 64 「ドネア」じゃなくて「ドナイレ」

          51歳で実現!英検1級への長い道 63 盛り上がったのはたった2回

          ともかく、そんな重苦しい雰囲気の中 スタートした英会話レッスン30分。 軽い自己紹介とか、住んでいる地域の (自分の場合は北海道ですね) 説明とか、趣味とか、あれやこれや。 フィリピンの講師は みなさんおそらく四大卒。 「英語ができなければ いい仕事に就けないので」 と言っていたような記憶。 さて、レッスン中は期待に応えようと 空回りしながらも喋るのですが なんせイヤになるくらいに下手くそ…。 画面の向こうで辛抱強く対応してくれる 講師の方に心の中で「ごめんね!」 いま

          51歳で実現!英検1級への長い道 63 盛り上がったのはたった2回

          51歳で実現!英検1級への長い道62 うーん……コミュニケーションかぁ

          ずーっと後になってから知ったのだが ズラリと顔写真が並んだ講師陣は 全員(たぶん)フィリピンの皆さん。 オンラインでつながるPC画面の 向こうは遠く離れたマニラ(たぶん)。 それほど英検の2次試験に 特化して教えてくれる印象では なかったけれどまあ仕方がない。 とにかく、せっかく勇気を振り絞り 申し込んだのだから「話さなきゃ!」 ところが やっぱりモチベーションが……。 憎まれ口をたたくようで申し訳ないのですが そもそも、英語を駆使してコミュニケーション! そう強く望んで

          51歳で実現!英検1級への長い道62 うーん……コミュニケーションかぁ

          51歳で実現!英検1級への長い道 61 あの呼び出し音で心臓バクバク

          1回のレッスンが30分で700円。 オンライン英会話レッスンの 相場はわからないけれど たぶんかなり良心的な価格設定。 どんどん回数をこなさねば! ところが、やっぱり避けたい 何とかごまかして逃げてしまいたい オンラインでの英会話。 (対面でも苦手だけど……) 最初から腰が引けっぱなし。 予約しなきゃ→いや、会社から帰って この時間はちょっとキツいよなー →でもやらなきゃスピーチ進歩しないし →うーん、週末にズラしちゃおうか ……こんな葛藤の繰り返し。 自らを奮い立たせ

          51歳で実現!英検1級への長い道 61 あの呼び出し音で心臓バクバク

          51歳で実現!英検1級への長い道 60 ついにオンラインで英会話レッスン

          さて、再び1次試験から始まった挑戦。 “楽勝”とまでは言わないけれど  まず1次は予定通りにクリアして またまた2次試験の面接に チャレンジすることになった。 前々回、前回、一敗地に塗れた 苦すぎる経験をふまえて これまでの地道な学習に加えて 「何か違うことをやらねば」 合格はおぼつかないと腹をくくる。 それまで避け続けていた オンラインの会話レッスンを 活用しようと決心したのだ。 決心、とは実に大げさな表現だなと 思う方がいるかもしれないが……。 たまに会社でオンライ

          51歳で実現!英検1級への長い道 60 ついにオンラインで英会話レッスン

          51歳で実現!英検1級への長い道 59 やっちまったもんはしゃーない

          英検受験の申込期限がすでに過ぎている――。 認めたくはなかったけれど これは、せっかく権利を獲得していた 「1次試験免除期間」の最終チャンスを 逃したことを意味している。 ほぼ50年ムダメシを食べている 呑気なおじさんもさすがに血の気が引き わが家のダイニングで見ていた ノートPCを静かに閉じながら 努めて明るく「申し込み終わっちゃったよー」 「は?」みたいな妻の反応に いいの、いいの、何とかなるから みたいな根拠のない余裕のポーズで 前向きなファイティングポーズを アピ

          51歳で実現!英検1級への長い道 59 やっちまったもんはしゃーない

          51歳で実現!英検1級への長い道 58 まずはやっぱり申し込まないとね

          「そろそろだよなぁ……」とは 気づいていたし、気にしていた。 英検1級受験の申込期限。 12月に入り雪が積もりはじめても なぜチェックしなかったのだろう? 勉強をサボっていたわけではない。 むしろ(相変わらず迷いながらも) 野球シーズンが終わってからは 机に向かわない日はないくらい それなりに頑張っていた。 事務手続き全般に苦手意識がある ……というか単にスーパーずぼらな 50歳目前のおじさんにとっては 英検の申し込みにさえ気合が必要。 その性格が、信じられない悲劇を招い

          51歳で実現!英検1級への長い道 58 まずはやっぱり申し込まないとね