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51歳で実現!英検1級への長い道 50 面接後の麺は高いのにまずかった

会場である私立大学の最寄り駅へ
うつむきがちに歩いている途中
昼食をとっていないことを思い出し
大型商業施設の地下で
ラーメンを食べることにする。

日曜日とはいえ、
お昼時からハズれているので
ほとんど他に客がいないお店で
よせばいいのに900円か950円の
高いラーメンをオーダーしてしまう。

試験に失敗したのに
高いの頼んじゃったな…と
50歳目前のおじさんとは思えない
情けないちっぽけな罪悪感をかかえ
一人ぽつんとカウンター。

いやー、ホントにひどかったよなー。
初めての1次試験でリスニングに
大失敗した後みたいな絶望感に加えて
対面ならではの恥ずかしさも加わり
現実からどこまでも逃げ出したい……。

取りあえずラーメン食べるか……。
当店オリジナルの何ちゃら塩を
使った「ここだけの美味しさ」は
最後まで全く深みを感じない
ただしょっぱいだけの塩ラーメン。

この薄っぺらさは、自分の英語力みたいだ…。
               (続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。

そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。

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