51歳で実現!英検1級への長い道 ⑳ イギリス領だけどアメリカの新聞
さて、初の海外旅行、観光バスの一番後ろの席で
手にしたのはアメリカの一般紙『USA TODAY』。
おそらく、我々の直前に利用した観光客が
(英語圏の方だと思うが)
読んだ後でそのまま放置したのだろう。
スマホどころか携帯すらない時代。
バスの中にひとり残ったICHIRO57は
暇をもてあましていたので
久しぶりに見る英文のハードルは高そうだけれど
『USA TODAY』を何気なくめくってみた。
一面トップの記事内容は全く覚えていないが
『USA TODAY』はスポーツ面も充実しているので
さっそくメジャーリーグの記事をチェック。
記憶しているのは、希代のヒットメーカーの特集記事。
読み始めると、すぐにその内容にひきこまれていった。
その名は、Tony Gwynn(トニー・グウィン)。
通算3,141安打、通算打率.338の大打者。
いまダルビッシュ有と松井裕樹が在籍して
ナ・リーグ西地区でドジャースと優勝を争った
サンディエゴ・パドレスひと筋20年。
当時(1992年頃)すでに10年以上連続で
打率3割を記録していたグウィンに関して
ある程度知識のあったICHIRO57は
久しぶりに読む英文にも関わらず
ストレスを感じることなく読解できた。
……できたことには、理由があった。
(続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。
そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。