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51歳で実現!英検1級への長い道 35 少年よ 大意を つかめ

理想は12分、現実は17、8分?
語彙問題を終了させたら
いよいよ英文解釈へ。
過去問をチェックすると一目瞭然。
それはそれは、えげつないボリューム。

昭和時代に教育を受けた方は
おそらく同じだと思うのですが
4技能の中で「どれが得意?」と
訊かれたら反応はほぼ同じ。
「うーん、読むことかなぁ」

リーディングが最も得点源のはずが
いざ実際の問題用紙をめくると
「うわー、これ全部読むのかー」
プレッシャーを感じざるを得ない
1ページいっぱいを埋めるアルファベット。

いずれにしても、長文読解の理想は
「戻らずに、読み下す」。
2行、3行と続くセンテンスを
ピリオドまで読んだ後で
いちいち頭に戻っていては苦しくなる。

頭から読み始め、斜め読みの勢いで
最後まで到達して大意をつかむ。
紅顔の英語初心者に呼びかけるように
心の中でこうつぶやくのだ。
少年よ 太鼓を 叩け……違った。

「少年よ 大意を つかめ」
                                 (続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。

そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。

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