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51歳で実現!英検1級への長い道 ⑰ 平成初期に「格差社会」を先取り?

大学4年間の後、北海道には戻らず東京へ。
大のG党であった当時のICHIRO57は
多摩川グラウンド近くにアパートを借り
なぜか住所は“田園調布1丁目”。
インチキセレブとなった22歳の春。

学生時代、まったく就職活動をせず
東京では当時最先端(?)のライフスタイル
フリーダムなフリーター生活に突入。
そろそろバブル崩壊が始まる頃とはいえ
浮かれたリーマン生活との差は歴然。

公園の草むしり。倉庫で雑誌の整理。
深夜の郵便局で黙々と仕分け作業。
警備員。引っ越し。ゲーセン管理人。
バイトいろいろ、低収入かつ不安定。
まさに「その日暮らし」を実践する日々。

メガバンクや大手証券会社に就職する
高校や大学時代の同期もいる中で
バイト先に辿り着く電車賃さえ苦しい
超絶極貧生活に甘んじるICHIRO57。
これって「格差社会」の先取り…だったのか?

当然、英語とはまったく無縁の生活。
東京で2年間のフリーター時代、
英語と接する機会なんてあったのか?
……と改めて振り返ってみると
唯一、渋谷の映画館で観た1本の洋画。

スクリーンに映るとうもろこし畑が、きっかけだった。
                                                                           (続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。

そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。

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