51歳で実現!英検1級への長い道 59 やっちまったもんはしゃーない
英検受験の申込期限がすでに過ぎている――。
認めたくはなかったけれど
これは、せっかく権利を獲得していた
「1次試験免除期間」の最終チャンスを
逃したことを意味している。
ほぼ50年ムダメシを食べている
呑気なおじさんもさすがに血の気が引き
わが家のダイニングで見ていた
ノートPCを静かに閉じながら
努めて明るく「申し込み終わっちゃったよー」
「は?」みたいな妻の反応に
いいの、いいの、何とかなるから
みたいな根拠のない余裕のポーズで
前向きなファイティングポーズを
アピールするけどからっからの空元気。
「やっちまったものは仕方がない」←(心の声)
よし、この現実をしっかりと受けとめて
「しゃーない、もう1回受けるか」
これで人生が終わりってわけじゃない。
後ろは向かない、前だけ見ようぜ。
でも、やっぱりツラいよなぁこれ…。
(続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。
そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。