51歳で実現!英検1級への長い道 ⑭ 英語力は伸ばす舞台は「京の都」
つぎはぎだらけの受験勉強で迎えた試験本番。
目標だった都の西北にはフラれて
進路は合格した立命館 or 法政の二択に。
浪人して初志貫徹、という選択肢よりも
プレッシャーからの解放、という甘い誘惑。
法政は文学部英文科だったこともあり
家族の意見としては、六大学なんだし
「英語を勉強して高校の英語教師になれば?」
うーん、まあ、高校で英語を教えながら
ソフトボール部の顧問もいいかな……。
まあ 当時は立命館慶祥高校が存在せず
北海道における関関同立の知名度はいま一つ。
ある程度の進学校に通う子どもをもっている
親御さんなら知っているかなぁ、というレベル。
それでも、京都を選択した理由が2つ。
1つは、幕末史好きのICHIRO57にとって
新選組隊士や勤王の志士たちが
その命を燃やし尽くした京の地は
ずっと憧れの場所だったということ。
「壬生寺行きたい、池田屋行きたい…」
2点目は、高校で同じクラスの友人が
立命館進学を決めていたこと。
そういえば、いま札幌で公務員の彼が
大学入学後に京都を選んだ理由を先輩に訊かれ
こう答えていたことを覚えている。
「高校の修学旅行では、3日間全部雨だったので」
(続く)
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もちろん帰国子女ではなく、
海外在住はおろか短期留学の経験すらない、
いわゆる「生粋のド純ジャパ」。
そんな昭和のオジサンが悪戦苦闘しながら
51歳で英語検定1級に合格する道のり。
勉強法や試験本番の情報も参考になれば嬉しい限り。