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#5 天理教が伸びるには、人を育てることが重要

天理教の方針として、「道の後継者を育てよう」ということが、長い間言われています。

そのことは非常に重要だと私も思います。

今回は、なぜ「道の後継者を育てること」が重要なのかについて考えていきたいと思います。

1.お道が伝わるとは

お道が伝わるとは、どのような流れになっているのでしょうか。

天理教は、天保9年(1838)に教祖中山みき様が「月日のやしろ」になられたところから始まりました。

その後、教祖は、困っている人に物を施されたり、をびや許しによって、人々のお産をたすけたりと、困っている人を次々とたすけられます。

そして、そのたすけられた人達が、また、困っている人をたすけていき、どんどんとお道が広まっていきました。

天理教を会社に例えると、、

創設者(教祖)が作った商品・サービス(教え)を、

その商品を使い感動した人(信者)が、

その商品を他の人に勧め、

その商品と、商品を使う人が増えていく。

というようになります。

この時、この会社の社員は、商品を使い感動した人になります。

天理教の教えに感動した人しか伝える側にはなれないのです。

また、普通の会社であれば、商品をどんどん改良していったり、新しい商品を作ったりして、商品の魅力を上げていきますが、天理教の場合は、商品=教えであり、もともと教えは、親神様から教えていただいたので、完璧に出来上がっています。

ですから、あとはどう教理を伝えていくかしかありません。

つまり、天理教においてクオリティーを上げれるのは、信仰者の教えの伝え方しかないのです。

2.教えの伝え方の種類

教えが伝わる方法として、

①おつとめや、おさづけによって、身上事情をたすける。

②信仰者が話を聞かす(諭す)とこで、身上事情をたすける。

③信仰者の姿をみて感激する。

の3種類があると思います。

①のおつとめや、おさづけによってはたすけるのは、親神様、教祖に働いていただくだけの行いがないといけません。

②の諭すことでたすけるのも、親神様、教祖に働いていただく行いがないといけないです。

③の信仰者の姿を見て感激するというのは、これもしっかりとした信仰をがなければ感激はしません。

つまり、①、②、③、どの場合でも、しっかりとした信仰と行いがなければ、教えは伝わっていかないのだと考えます。

天理教が伸びるには、人を育てるしか方法はなく、しっかりとした信仰がある人を育てなくてはいけません。

しっかりとこのことを踏まえた上で、人を育てることが大切だと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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