
「人種差別」という話
「人種差別」という話
人種差別は日本では少ないです(まったくないとは言えません)が、海外では一般的に人種差別が行われています。
平和を祈りつつ、少し考えてみましょう。
*****
ようこそ。門松一里です。静かに書いています。
という話は、調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。
※本当はノワール作家です。
*****
私自身は、人種差別をされたことがありません。
男性だということもあるでしょうが「関わったらダメな人」オーラを出していますから、日本でも近寄ってくる人がいません。
人種差別するような頭の悪い人は、必ず弱者に対して差別します。立場を理解していますから、その人たちより立場が上だと分からせるような服装や態度をしていれば差別されにくいです。
(ゼロにはなりませんが。)
オスカー・ワイルドが言うように多くの人は外見でしか判断しません。
オスカー・ワイルド「見た目で判断しないのは、浅はかな人間だ。世にある真の不可思議は目に見えるものであって、目に見えないものではない」
“It is only shallow people who do not judge by appearances. The true mystery of the world is the visible, not the invisible....”
*
これは海外のほとんどが、いまだに(衣服で判断されるような)階級社会だということです。
言葉もそうです。容認発音(RP)(BBC英語)でないと、人間扱いされません。#blackjoke
英仏では差別も違います。英国人は極端な差別をしませんが人種が違うと結婚しません。仏国人はあからさまに差別しますが人種が違っていても結婚します。
『マイ・フェア・レディ』は舞台でも映画でも結ばれますが、原作であるジョージ・バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』は花売り娘に振られます。
そもそもピグマリオンはギリシア神話に登場するキプロス王(男性)の名前です。「ピグマリオンが女性の“彫刻”を作った」のです。
彫像に恋して衰弱したピグマリオンをあわれに思った愛の女神アフロディテが彫刻を人間に変えました。
元彫刻の女性は創造主に忠誠を誓ったことでしょう。
バーナード・ショーの戯曲ではピグマリオンであるヒギンズが、美しくなったイライザに振られることで完成します。
花売り娘を格下に見る男性に、まともになった女性が一生奉仕することはないのです。
英国差別の最大が食事です。#blackjoke
*****
「容認発音(RP)(BBC英語)でないと、人間扱いされません」は極端ですが、会話してくれないことが多いです。
どんなに外見がよくても常識のない人とは話してくれないので、教養も必要になります。
「義和団の乱」なんて“Boxer Rebellion”ですよ。
固有名詞は英語で覚えていないとかなり恥をかきます。
それと、軽いジョークも。
ボストンで紅茶を飲むときは、茶葉をポットに入れます。港ではありません。
これは、ボストン茶会事件(1773年)のジョークです。
この事件を一つの要因として、アメリカ独立戦争(1775年−1783年)が始まります。
*
海外映画の邦題も要注意です。
『旅情』(Summertime)や『黄昏』(On Golden Pond)は原題を想像できません。
美しい題だとは思いますが……。
(「サマータイム」や「黄金池にて」では売れそうもないです……。)
*
海外の店で、つたないBBC英語で話していると店員はちゃんと聞いてくれます。
私はまったく困っていないのですが、相手はかなり困っていますね。#blackjoke
ご高覧、感謝です。 サポートによる調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。 ※虚構も少なからず入っています。