「見た目で判断しないのは浅はかな人間だ」という話_24506
「見た目で判断しないのは浅はかな人間だ」という話
緑内障の目薬で睫毛(まつげ)が伸びるそうです。
確かに伸びます。けれど、薬には作用があれば副作用もあります。
医師の処方なく、安易に使うものではありません。絶対に。
そんなイカサマをやっちゃあダメなんです。
まず、目のまわりに色素が沈着して、黒くなります。
瞼(まぶた)が皺(しわ)くちゃになります。
多毛が厄介で、瞼や目の下にも毛が生えてきます。
およそ美容効果はありません。
東野篤子先生も病から使われているそうですが「緑内障の目薬で多少まつげが伸びても、いいことは全くありませんでした」とのことです。
cf.
緑内障の目薬とまつげ|東野篤子 #note
https://note.com/higashino_atsuko/n/nad6d0e1f5c17?sub_rt=share_pw
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あるていどの費用を使えば、美しくなるのは事実です。
しかし、素人が安易に医薬品を使うのは、厳に慎まなければなりません。
やっちゃダメあなんです。
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日本語には身体を表現する言葉に「姿」があります。これは何かしらの服を着ていないと成立しません。
『源氏物語』の光源氏の美しさの表現に容姿はありません。
気品の美しさはその身なりや動作から生まれてくるものです。
確かに生まれもった美醜はあるでしょう。
ただ、それ以上の何かを求めることが優先されます。
好きな人を外見だけで判断するのであれば、事故事件で容姿が変わったらもう愛せないのでしょうか。
手や足がなくなったら義手義足があります。
アル・パチーノ「だが、本当に悲惨なのは……魂を壊された者だ。壊された魂に義肢はつかない」
映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
よく考えて行動しましょう。そうしたイカサマはよく観られていますよ?
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※虚構も少なからず入っています。