なぜNFTでキャラクタービジネスなのか？
こんにちは、IchiP（一ピー）です。
今日は、なぜ僕がキャラクターNFT＜YOKAI ACADEMY＞を始めたのか。
「どうしてNFTなのか。」
「なぜキャラクタービジネスなのか。」
といったことを話したいと思います。
プロジェクトのことを知らない方は、まずはこちらをどうぞ。
そもそもなぜプロジェクトをやるのか
私はずっといわゆるオタク文化を生業としてきました。
日本のオタク文化をもっと海外にビジネスとして広めたい、という信念から、大学を卒業後すぐに中国へ渡り、現地で会社も作り、時には5万人規模のイベントを主催してきました。
また、主にゲームのイラストを制作するチームを作り、大手から小さなゲーム会社から、イラストのお仕事もしていました。ぼくはディレクションという立場で、営業や制作進行をしていました。
しかし、こうしたお仕事を通じて実感してきたことは、自分たちに何も権限がない、ということです。せっかくいいものを作っても、納品したら終わり、たとえそのイラストがヒットしても、最悪実績として公開することさえできないこともありました。
そしてNFTと出会い、これだ！と思い、今に至ります。
なぜキャラクタービジネスなのか
僕の記事で、「あなたのNFTはアートかイラストか？」というのがあります。そこで書いたように、NFTにはアート性の高い物とよりキャラクターがメインのイラスト作品があります。
特に後者（キャラクターイラスト）のNFTを見ていて、結局このイラストはどうなっていくのか？誰かが買って、oncyber（ネット空間情の展示場）に飾って終わり？とずっと思っていました。
そこには世界観もなく、ストーリーも、キャラクターの設定もない。それでは、一時的に観賞されはするものの、長く続かないのではと思いました。
もちろんアーティストで、どんどん絵を描いては売れ、描いては売れでいい、というのも間違いではないですし、僕自身がアーティストだったら、ビジネス云々とか関係なく、同じようにただ作品を作っていたかもしれません。
しかし、ビジネスマンとしては、やはりビジネスにして、より長くみなさんの中に生き続けるような作品を作りたいのです。
同時に、
・NFTであれ、永遠に売れ続けるわけではない
→商品やサービスにしなければ長く続かない
・NFTはその性質上、限りがあるから価値がある。
裏を返せば、多くの人が手に取れない商品でもある
（在庫がないや価格が高騰し手が出せないなど）ということを考え、NFTで終わらず、今までのweb2的なビジネス、
つまりグッズ化、サービス化、他業種とのコラボなどの展開をしなければいけないと。
そうして「キャラクタービジネス」の一部分としてNFTを捉えることにしました。
なぜNFTから始めるのか
今までの王道的な漫画やアニメを先に作り、ヒットしてからNFTを販売するという方法は、あまりweb3的でなく、それほど大きくヒットしないのではないかと考えています。
あえてNFTから始めることで、参加者が作り手でもあり、消費者にもなる、というweb3的なところに魅力を感じます。
そして最大の理由は、冒頭で書いた私がこれまで携わってきたサブカル業界にあります。
冒頭でも書いたように、いいキャラクターをデザインして、それがどれだけ人気になっても、良くて実績として公開する程度。
一方、何かしらの人気作品のキャラクターの商品化やイベントでの使用を企画して提案しても、そこにはライセンス料という高いハードルがあります。ライセンス料は最低ラインというものがあり、実際に販売した数量や規模ではなく、制作予定、販売予定の規模に対して課金されます。
僕はイベントをよく企画して提案させていただいたのですが、イベントを面白くするにはそれなりの規模が必要になり、同時にライセンス料もその規模に比例して高騰化します。
でも実際予定通りに集客できるかは未定です。失敗したら一瞬で会社がなくなります。
つまりIPビジネスは大手しか手を上げづらいのです。
CC0（Creative Commons 0）という動き
一方CRYPTO NINJAに代表されるように、CC0（パブリックドメイン）にしようとするコンテンツも現れてきました。
※CRYPTO NINJAは実際には完全なCC0ではなく、それに近い状態。（ファウンダーのイケハヤ氏曰く）
そして、実際にたくさんのNFTクリエイターが関連作品を発表し、その究極系が『CNP』です。
このような事例を目の当たりにして、僕もせっかくなら多くの人が気軽に楽しんだり、ビジネスに使えるコンテンツを作りたいと考えます。確かにリスクもありますが、むしろ今後はそういう時代でしょうから。
そうした理由から、「NFTからIPヘ」というコンセプトを掲げ、＜YOKAI ACADEMY＞を立ち上げました。
まずは大まかな世界観とキャラクター（設定含む）だけ。ストーリーもないし、漫画やアニメもまだありません。
それを参加者みんなで自由に作っていく。ワクワクしますよね！！！
次なるCNPを目指して
CRYPTO NINJAも、CNPも、その他の派生プロジェクトもすでにはるか先を行っています。そこに乗ることもできます。
でも別に世の中一個じゃなくてもいいですよね？
日本が漫画大国と言われる所以は、圧倒的なクリエイターの数がいて、物凄い量の作品が生み出され、切磋琢磨して、その中から一握りが出てくるからです。
僕の好きな漫画で「バクマン。」という作品があります。
それは漫画家たちのバトル・友情・勝利の話ですが、お互いライバルでもあり、共に戦う同士でもある。
だから、＜YOKAI ACADEMY＞は次の、はたまたその次の、さらにはもっと次のかもしれませんが、NFT発のIPを目指しています。
これには僕や僕の仲間だけでは、到底不可能です。
だから一緒にコンテンツ作り、IPビジネスをしませんか？
＜YOKAI ACADEMY＞へのご入学、お待ちしています！
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