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「結果を出す人」の3つの特徴

いつもお読み頂きありがとうございます。
みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、毎月第1・第3月曜日の8:00に更新をしています。

先日、コロナ禍において世界で高齢者の貧困率が上がっているというニュースを目にしました。

最も高齢者の貧困率が高いのがお隣の韓国だそうですが、私たちの住む日本も他人事ではないと考えています。現在の日本における高齢者の割合は、およそ30%であり、その割合は年々増えているそうです。

いずれ私たちも高齢者になります。
その時に「終わった人」になるか「始まる人」になるのか。

始まる人になるためには、若い時から社会や周囲から評価される人間になれるよう、自分の価値を高めることが重要です。周囲から必要とされる価値のある人間とは、『結果を出す』人間です。

結果を出すために必要な考え方はたくさんありますが、今回は共通した3つの特徴に絞ってお伝えします。

▷特徴①『聴く力』が優れている

結果を出す人は、周囲の人との信頼関係を作るのが早いのが特徴で、周囲とコミュニケーションがうまく取れているのです。一見、「コミュニケーションが上手い」=「話す力がある」と思われがちです。しかし私がこれまで見てきた、信頼関係を築くのが上手い人のほとんどが、「聴く力」に長けているのです。

そういう人は相手が何を言っているのかを想像しながら行動しています。反対に人の話を聴けない人は「訪ねたこと」と「返答」にズレが出てしまうことがあるので、円滑に物事が進みません。

聴くのが上手い人になるためには、
以下のポイントを抑えておく必要があります。

■相手に関心を持つ
■相手を理解する
■相手の話に共感する


基本的にコミュニケーションは聴き手がリードすることで上手くいきます。聴く力を鍛えて、周りの人との信頼関係を築きましょう。

▷特徴② 『仁義』を理解し、実践している

仁義と聞くと、映画やVシネマなどで「仁義を通せ」と使われる事が多いので、ごく一部の人たちが使っている印象ですが、決してそうではありません(笑)むしろこの言葉は、私たちのような一般人も大切にすべき言葉だと私は思っています。

辞書で調べると、「人としておこなう正しい道」とあります。元々は儒教道徳の根本理念であり、実は「仁義」の後には続きがあるのをご存知でしょうか?

じんれいちゅうしんこうてい


これらを専門用語で、|八徳《はっとく》と言うそうです。
それぞれの意味は以下のようになります。

【仁】:慈しみの愛を持って部下や人との関係性を育て、高めること
【義】:常に相手のことを考えること
【礼】:どんな相手でも、尊敬と敬意を示すこと
【智】:学び、その知恵を軸として考えて行動し、仮説を立て検証すること
【忠】:学んだ知恵に基づいた考えをブレずに実践すること
【信】:信用を高め、どこまでも相手を裏切らない行動をすること
【孝】:親や社長、国家、社会に対する孝行のこと
【悌】:先輩後輩の関係を大切にすること

いかがでしょうか?私たちが小さい頃から、両親や先生から教わってきた当たり前のことばかりだと思います。

しかし、全てを実践出来ている人はそう多くありません。だからこそきちんと出来ている人は周りから重宝されるのだと言えます。

つまりこれらの考えは、私が日頃から言っている「愛・恩・感謝」を持った行動でもあります。仁義を理解し、実践できる人でありたいですね。

▷特徴③ 健康や身なり、自己研鑽にお金を使う

結果が出てる人は正しいお金の使い方や生活を心がけます。以下のアンケートは、生活・食事への意識と貯金額を聞いたものになります。

【外見・生活】
・服は毎年新調する

 (貯金ゼロ:65.7%  貯金1000万:87.3%)
・スマホ決済を活用している
 (貯金ゼロ:52.4%  貯金1000万:68.3%)
・勉強目的の読書を週に一度以上する
 (貯金ゼロ:14.7%  貯金1000万:38.0%)
【食事】
・朝食は毎日しっかり取る

 (貯金ゼロ:62.0%  貯金1000万:78.3%)
・飲食店の新規開拓が好き
 (貯金ゼロ:50.3%  貯金1000万:72.3%)
・野菜を積極的に食べる
 (貯金ゼロ:62.3%  貯金1000万:80.7%)

もちろん異常値や例外は存在しますが、
私が言いたいことは、どれだけ消費ではなく投資にお金を使っているかということです。

例えば健康に悪いと知りつつ、美味しいものをお金を払って食べるのは「消費」です。反対に正しく健康的な食事にお金を使うことは、将来の自分への「投資」といえます。

スーツも安っぽく古いものだと、レベルの高い人からはなかなか相手にされにくいです。だからこそ、結果が出ている人は相手が付き合いたいと思うような身なりをするのです。

将来の自分の視点に立って、
いますべきことを粛々と行うのが一番の近道でしょう。

以上が3つの特徴です。
あなたはいくつ当てはまっていましたか?今からすぐにできるものが多いのでぜひ、実践してみるのをおすすめします!

最後になりますが、年代によって自分が高めるべき価値がそれぞれ異なります。それも理解した上で今すべきことを実践すると、より価値のある人間に近づきます。

【年代別で高めたい価値】
1. 20代は自分の専門力を高める
2. 30代は経験力を高める
3. 40代は人脈力を高める
4. 50代は生産性を鍛える
5. 60代以降は徳を鍛える

どんな時代でも価値のある人間でいられるよう、一緒に成長していきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。
少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。

株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大

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