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怒りやネガティブな感情から遠い人生を選んで、清らかに過ごしていく

いつもお読み頂きありがとうございます。
みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、毎月第1・第3月曜日の8:00に更新をしています。

私は普段からより豊かで清らかな人生を過ごせるように心がけています。そのため怒りネガティブな感情などからは、なるべく遠ざかるように過ごしています。例えば誰かに対して怒りをぶつけている人がいれば、すぐにその場を立ち去るようにしていますし、ネガティブな言葉を口にする人からは距離を置くようにしています。

結果的に自分のパフォーマンスを下げ、不幸に繋がるからです。

人の感情は周りの人にも伝染する

2003年のマサチューセッツ工科大学の研究によると、人間の感情は伝染することがわかっています。さらに、ネガティブな感情はポジティブな感情よりも伝染しやすいのだそうです。(ポジティブな感情よりも7倍広がりやすい)

<研究結果>
「自分がストレスを受けていなくても、ストレスがたまった人の映像を見るだけで、その人のコルチゾールレベル(ストレスホルモンのレベル)が上がってしまった」

また翌年の研究では「ネガティブな環境におかれた人の海馬はダメージを受けている」こともわかりました。海馬は記憶や推論能力を司る場所なので、海馬がダメージを受けてしまうことは大きな痛手となります。(海馬:大脳辺縁系の一部である海馬体の一部で、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。)

つまりネガティブなものを見るだけで、自分がネガティブな方向に引き込まれるだけでなく、脳がダメージを受けてしまうのです。

なぜネガティブなことをするのか?

ネガティブな感情が人に害を与えてしまうことは理論上、また経験としても多くの人が認識している事だと思います。しかし、なぜそのような行動をとってしまうのでしょうか?

それは「人間には自分を棚に上げて、人を攻撃したくなる習性」があるからです。さらに人の悪口を言うことで、目先の一瞬がスッキリするという
感情的なインセンティブを得られます。だから多くの人がゴシップを好み、ネットやSNSなどで批判や悪口などの書き込みを繰り返すのです。

先ほど述べたようにネガティブな情報の伝染力は通常の7倍もあるので、ワイドショーなどでは視聴率を狙って、ゴシップ情報やネガティブな内容をよく放送しているのです。

その行動は賢明ですか?

もしかしたら、このnoteを読んでくださっている方の中にも、人を攻撃したり、ネットで批判を書いている人もいるかも知れません。

でも、よく考えてみてください。
書き込みをしている、人を攻撃をしている、その一瞬はスッキリするでしょう。

しかし、研究結果にもあるように人をバカにしたり、攻撃をするのはネガティブな感情がもとになっているので、海馬の働きが低下します。そしてそれを聞いているあなたの身の回りの大切な人の脳にもダメージを与えているのです。

自分の行為は必ず近い未来にその結果を自分が受け取ります。脳の機能を低下させたくなければ、今すぐ人を攻撃するのはやめましょう。

利口な人はのちに自分が損をすることがわかっています。だから、ネガティブな発言は避けるのはもちろん、そのような環境から遠ざかるように過ごしているのです。

「比較」や「自分が正しい」という考えは危険

ネガティブな感情のもとになるのは、マウンティング・悪口・競争/闘争など様々です。
これらは 「人と比較すること」や「自分が正しいという考え」が基本となっています。「あいつより優れている」「俺の考えが正義だ」と言っていても、それはいつまで経っても競争が続き、キリがありません。

だから、比較をしたり、自分の正義感で生きるというのはとても苦しいことです。自分が一番になった時には勝ち誇り、一番にならなかった時は過度な嫉妬に陥ってしまいます。バーチャルな競争に乗っかってしまうと一生降りられません。承認欲求が作り出した妄想はいずれ負けるので喪失感がでてしまい、安らぎはありません。

それよりも現実にどう向き合うかが大切です。

どんな心で現実を生きていくのか。どんな心を保つのか。


我欲と怒りと妄想に満ちた人と関わりたいですか?



しっかりと正しい動機で、気分を落ち着け、
良い関係性を作れるようにしていくことが重要です。人に優しく、感謝の心を持ち、友達や家族、会社、上司や部下など、周りの人たちを褒めてあげることは科学的にとてもメリットがあります。

あなたが損をするような生き方は避け、豊かで清らかな人生を過ごせるように心がけてみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました。
少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。

株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大

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