「迷惑度を見積もる人」が結果的に得をする

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最近は以前にも増して、TVやネットニュースなどでコロナウイルスの話題が報道されています。東京では今月も緊急事態宣言が延長され、毎日何千人もの感染者が確認されるという状況で、日々不安に思う人も多いはずです。

そんな中でマスクをせずに近寄ってくる人や、繁華街などの密な場所へ平気で出向くような人とは関わりたくないと思うのが当然でしょう。。自分にとって迷惑な人を避けようとするのは、どの場所でも誰にとっても同じだと言えます。

そこで今日は「迷惑度を見積もる」ことの大切さについてお話をしたいと思います。

▷迷惑度を見積もる

「迷惑度」とは他人にかける迷惑の度合いです。私たちが社会で生きていく上で、より多くの人と円滑な人間関係を築くためには、この迷惑度を見積もることが重要です。

迷惑度を見積もれない行為とは、自分の目先の利益ばかり優先した行為であり、以下のようなケースが当てはまります。

・迷惑度を見積もれない行動例①
コロナ禍に繁華街の飲み会に積極的に参加して、多くの人と接触をする。その後、自分の感染に気づかないまま会社に出社をして、社内の多くの人に移してしまう。

・迷惑度を見積もれない行動例②
何年も勤めている会社で重要な仕事を任せてもらっている中、「明日辞めます。」と、仕事の引き継ぎもしないまま自分の都合でいきなり退職を申し出る。

・迷惑度を見積もれない行動例③
家賃を折半している同棲カップルで突然、「好きな人ができたから別れたい」と置き手紙を残して、自分の荷物も置いたまま音信不通になる。

これらは犯罪ではありませんが、全く周りのことを考えていない迷惑な行為であり、人から嫌がられる行為です。しかしこの頃、このあたりの感覚がわかっておらず、平気で迷惑になる行動をとっている人が多いように思われます。

▷迷惑度を見積もれないと結果的に損をする

上記のように迷惑度を見積もれないと、
・人間関係が続かず縁が切れる
・協力者がいなくなる
・不利益を被る
と目先の利益ばかりを優先するあまり、結果的に自分が損をします。

当たり前ですが迷惑をかけられて嬉しい人はいません。そのため迷惑度の高い人からは段々と人が離れていき、やがて貧しくなっていくのです。自分がより豊かな人生を過ごしたいのであれば、まずは迷惑度を見積もって過ごすことが最善だと気づくことから始めましょう。

▷影響力のある人ほど迷惑度を見積もる

一方で、影響力の高い人はこの事を心得ています。

影響力のある人＝信頼されている人　ですから、当然他人に迷惑をかけるような行為はしません。「自分の言動によって他人の迷惑になるケースはないだろうか」、「その迷惑になるレベルがどのくらいだろうか」と意識して行動することが当たり前になっているからです。

そして日々、信頼される行動を少しずつ積み重ねることによって、人との深い関係性を築いています。さらに、信頼のできる人はより影響力がある人の協力を得やすくなるので、相乗効果でまた影響力が高くなるのです。

▷影響力の高い人から協力を得る

あなたが夢や目標を達成するには、自分一人の力だけでは難しいでしょう。そこでどれだけ協力者を増やしていくかが、成功の鍵だと言えます。その中でも、やはり影響力のある人からの協力が必要です。

影響力のある人、つまり迷惑度を見積もる事ができる人は、迷惑度を見積もれない人との関わりを避けます。そして影響力が高い人ほど、そこを注視する傾向にあります。

だからこそ迷惑度を見積もることは、影響力の高い人の協力を得るために必須条件なのです。

▷「役に立つ行動」を心がける

さてあなたの行動を見返してみてください。誰かの役に立っていますか？それとも、迷惑になっていますか？

今の行動の結果を寸分狂わず未来で受け取るのはあなた自身です。だからこそいま迷惑をかけてしまっている人は、迷惑度をきちんと見積もり、誰かの役に立つ行動をするように心がけましょう。そうすることであなたは未来で良い結果を受け取ることができます。

良い人間関係を構築し、影響力の高い協力者を得ることができていれば、あなたが困った時や、何かを成し遂げたい時に必ず味方になってくれます。それが、結果的に自分の身を守り、豊かな人生を送ることにも繋がるのです。

今日から迷惑度を見積もり、誰かの役に立つ行動を取る人になることを強くおすすめします。ぜひ日常生活で実践して頂ければ嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。

株式会社Enjin
代表取締役社長　本田幸大