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櫟本分署跡保存会
2022年2月3日 09:25
立教150年(1987年)、八島先生の名前で立風書房から刊行された「中山みき研究ノート」の全文を、これから順次公開していきます。以下は目次です。中山みき研究ノート第1章 万人のひながた・はじめに・唯一のひながた・神の社第2章 道あけ・生い立ち・五重相伝・転輪王・立教の時と所と人・いつでも、どこでも、誰でも・元の神・実の神・貧に落ち切れ・神名流し・をびやほうそ・
2022年2月5日 19:27
第1章 万人のひながたはじめにこの書は、天理教の教祖と慕われている中山みきの生涯の言行を、虚構を排し、真実を以って綴ろうとするものです。 みきの心を我が心として、陽気づくめの世界実現のために働こうとする人の心の中に、生涯をかけても悔いのない、生き生きとした教祖像を描きもって頂くためのたすけになればという大望を抱いての刊行であります。中山みきは天保9(1838)年以来、人間の生き物としての歴
2022年2月5日 19:28
唯一のひながた教祖の伝記では、教祖が示されたひながただけに的を絞って、他の人の言葉や行ないを混ぜないようにしなければなりません。私達が手本とするのは間違いなく教祖一人のひながたでなければなりま せん。教祖のひながたは、万人のひながたです。 教祖に習って、誰もが教祖と同じように通れるという事を教えて下さった手本なのです。おさしづには、というお言葉があります。 教祖が示された手本・ひながた通り
2022年2月5日 19:33
神の社このように神の社になる方法を教えてくれたのが教祖、と捉えると、教祖のひながたという意味がはっきりしてきます。教祖は万人の手本であり、その手本に習って教祖と同じように通ろうというのが信仰の目的なのですから、教祖がどのようにして神の社になり、生き甲斐を持って暮らしたかということをはっきりと理解し、その通り行なえるようにしなかったなら、ひながたを学ぶ価値がありません。教祖は神の社になったとき、