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2024年ドイツ研修旅行 10 博物館の日

10月3日は「ドイツ統一の日」で昨年の研修旅行でフランクフルトに滞在した時は街は祝日ムードだったのですが、ベルリンはそうでもなく静かな休日といった様子でした。

ベルリンを訪れる際に行かなくてはならない場所の1つに「博物館の島」があります。名前の通り、運河の中洲に博物館が集まっています。1番の見どころはペルガモン博物館なのですが、改装工事のため長期閉館中でした。
今回はエジプトの遺物を主にした新博物館とギリシア・ローマの遺物を主にした旧博物館を見学しました。

初めて訪れる博物館ではオーディオガイドを聞くことよりも展示物から得るインパクトに集中してほしいので、研修旅行ではオーディオガイドを利用しないことを推奨しています。とは言え、美術館とは違って多少の解説は必要なので、私(村山)は生徒さん達に同行します。毎年訪れている場所なので妻は1人で自由行動にしました。

スケールの大きさに圧倒されます。どちらも2時間以上は滞在できる見応えたっぷりの展示です。本物を見るのは大事で、教科書の中だけの物が目の前に現れれば興味の持ち方も変わります。

博物館の後は最寄駅でもあり、ショッピング街でもあるハッケシャーマルクトへ。
ここにはシュワルツェンベルクというアーティスティックでお気に入りの場所があります。建物の壁はストリートアートで埋め尽くされています。

初めて訪れた10数年前と比べると観光客が入りやすい場所になりましたが、ベルリンにはこういった場所(アーティストやヒッピーが不法占拠してできたアートスポット)がいくつもありました。

アートの自販機。何が出るかはお楽しみ!

この日は同行している生徒さんの1人が13歳の誕生日を迎えるのでフレンチレストランでお祝いの夕食をしました。

前菜からデザートまで結構な量の食事でしたが、美味しすぎて皆さん完食しました。思いがけず店内にいた他のお客さんにも祝ってもらえて、とても嬉しい晩餐会になりました。

帰り道の途中でまたシュワルツェンベルクに寄りました。
ここにはアンネ・フランクの隠れ家や優生政策下で迫害されていた身体障害者を匿っていた歯ブラシ工場もあり、それらは博物館になっています。ただ華やかなだけでなく、暗い歴史を目の当たりにできることもまたベルリンの価値であり、魅力だと思います。

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アンフォルメルギタースクール
森本教室
電話0586-55-8865
千秋教室
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両教室共用のEメール mm_guitarschool@hotmail.co.jp

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