![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49282760/rectangle_large_type_2_428e0c5cc26b80111445d118e1424bb3.jpg?width=1200)
ガーデンと花見の悦しみ/一日一微発見204
浜松のフラワーパークは、塚本こなみさんが理事長で、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんがボーダーガーデンを担当している。この2人がタッグを組んで、世界一の庭にしようとしているのだ。
先日は桜やチューリップが満開になったので、渚と連れ立って見に行った。
渚はピクニックをしようよ、ということでスペシャルな「いなり寿司」を作ってくれたので、楽しみは倍増した。
芝生の上に布をひいて、青天の下で桜を見る。
この美しさを書きとめることを昔の人たちは、写真や絵にするかわりに歌や俳句に読んで記憶に留めたり、その時の「微発見」を文字に定着させる術を身に付けていたのである。
それを「趣好」と呼んだのだろう。
その術を僕らは身に付けていないことは、とても寂しいが、その代わりに「写真」というものが発達した。
ここから先は
1,112字
¥ 150
応援よろしくね~