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アートを学ぶと世界が変わることを企てよ/一日一微発見293
「アートを学ぶと世界が変わることを企てよ(つづく)」というコトバを白板に書いた。
これは、京都芸術大学通信大学院GOTO Labの修了式の、僕が卒業生に送るコトバであった。
今年も昨年に引き続き、パンデミックのさなかでの卒業式となったが、11名もの優れた卒業生を出せたのはうれしかったし、いくつも優れた修論が提出されたことは光栄であった。
11人の修論の内容をリスト化して載せておこう。(修論のタイトルとは異なるものもある)。
「ヴィジョナリーとしての手塚治虫」
「ジェフ・クーンズ論」
「生活雑感」(生活士の仕事をつとめている者の視点による、ソーシャリーアート論)
「エテル・アドナン論」
「ポスト・マイクロポップ」
「日本文化論にもとづく現代芸術祭についての試論」
「ジュディス・バトラーの『アセンブリ』の視点による写真論」
「ルイス・ボルツを中心としたランドスケープフォト論」
「絶対写真論(アルゴリズムとしての写真)」
「ダンスとアート、ティノ・セーガル論」
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