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SF小説『三体』の「想像力」について/一日一微発見276
2022年の正月は、5巻から成るSF巨編『三体』を読み終えることができた。これで新年がやっと始まった感じがする。
昨年からの、大きな宿題の1つを遂行することができた気持ちだ。
と同時に、素晴らしい小説がそうであるように、読了した時に、この現実世界が、そのまま同じであるにもかかわらず、異なって見えるようになるという体験を味あわせてくれたことも報告しておきたい。
今目の前に見えている光景は、何ら変わっていないようでいて、しかしすっかり意味が変わってしまっている。
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