僕は編集しながら生きている・一日一微発見002
僕は編集しながら生きている。
それは編集稼業ということじゃなくて、編集を有効活用して、より面白く生きるということ。
去年から、流行のど真ん中の原宿生活をやめて、多拠点生活をやっている。
東京は中央線の町。
朝から喫茶店で仕事したりすると、めちゃくちゃ近所のおじさんやおばちゃんが集っていて、他愛もないことを喋っている。
服装も顔つきも年齢もごっちゃで、平和と平凡が生み出した様式がそこにある。悪い意味じゃなくて、興味深い。ここには、そのような様式として、人生や死もあるから。
僕はその中の異分子だけど、カモフラージュされてる居心地の良さがある。
いつまでこの町に住んでいるかわからないが、それを今、選択するのが、人生の編集でしょ?
さて、
ブライアン・イーノが発明したオブリーク・ストラテジーを添付しておく。
これは、アイデアに詰まった時用に、イーノが作ったカードです。トランプみたいにくって使う。
デイビッド・ボーイもスランプになってベルリンに逃げた時に使った優れもの。
おみくじだね。
僕は、こんなコトバがでた。
エッジってどこにあるのか?
あなたもひいてみてください。
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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。
アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。
ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。
僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。
それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。
アート思考・後藤繁雄の一日一微発見
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「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…
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