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加熱するNFTアートについて思うこと①/一日一微発見218
今年の3月にオークションハウスであるクリスティーズで、アメリカのアーティストBeeple(マイク・ヴィンケルマン)の作品「Everydays:the First 5000 Days」が、日本円で約75億円で落札された。
ちなみにクリスティーズのBeepleについてのセールスフレーズは「A visionary digital artist at the forefront of NFTs」つまり「ヴィジョナリーアーティスト」である。
Beepleは、2005年から13年間毎日デジタル作品をアップしてきたが、それを5000個まとめてNFTのブロックチェーンシステムで価値確定してつくりあげた作品がこの作品ということになる。
この75億円は、現存している作家では4番目の高額であり、何よりも仮想貨幣であるイーサリアムの高騰を背景にして提出された作品ということに「価値」がある。
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