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尊敬する人はいますか?/一日一微発見086

あなたの尊敬する人は誰ですか?
どこが自分にとってリスペクトできることですか?


僕たちは、ついに政治家の権力やお金持ちのサクセスが、リスペクトの対象にならない時代に生きることになった。
それが人のロマンを掻き立てる時代もあったのに。
僕らが生きている時代の希望や、明るい気持ちとは、どこから来るのだろう?

多くの人は「迷子」になっている。それは、年齢や性別、キャリアに関係なく。

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535字
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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