人はいつか死ぬということ
日々の暮らしを続けていると、つい忘れてしまいがちなことがある。
それは「人はいつか死ぬ」ということ。
日本国内にいれば、命の危険を感じながら暮らすことはあまりなく、
ほとんどの人は明日も生きていることを前提に考え、悩みながら暮らしている。
「就職できるのかが不安だ」とか
「老後の生活資金があるのかが不安だ」とか
将来のことを色々と不安に思うことがあるけれども、
いくら悩んだところで、人生が終わることだけは確定しており、その終了時点がいつになるのかが分からない、というだけである。
この「人はいつか死ぬ」という事実は、とても大きな救いであるが、
「いつ死ぬかは分からない」という事実は、「今を大事にしなければいけない」という人生で最も大切なことを教えてくれる。
将来のことをあれこれ不安になった時は、これらの事実を思い出し、
大切な家族や友人と共に「今」を大切に生きることを心がけている。