「メダカの神様」

第276話 2015年7月26日新潟県十日町市

ある川の中にメダカがいて、ご飯を探していました。

ご飯は藻でしたが、なかなか見つからなかったので、

メダカはプランクトンを食べました。

お腹が膨れなかったので、

今度は誰かが川に落としたパンを見つけて食べました。

それでもまだお腹が減っていたので、

メダカは仲間のメダカを全部食べてしまいました。

すると、メダカは大きくなって、足が生え、

陸に上がって山へ向かいました。

そして足の生えた巨大メダカは、山の神としてあがめられました。


お題:川

記号:◆佐藤(司会)◇参加者*会場の様子

◆「あるところに、川が流れていたなんですが、川には何かいますかね?」

◇「めだか。」

◆「メダカがいて・・メダカは川で何をしているんですか?」

◇「ご飯探してた。」

◆「メダカのご飯って何ですか?」

◇「藻。」

*会場笑い

◆「一文字の藻。藻を探していて、どうですか?ありそうですか?」

◇「なかなかみつからない。」

◆「なかなか藻がない。どうしましょう?」

◇「あきらめる。」

◆「いったん藻はあきらめて・・どうしましょう?」

◇「いったんあきらめて・・んと・・違う食べ物を探す。」

◆「違う食べ物って?」

◇「プランクトン。」

◆「プランクトン。わりと小食な感じなんですね。プランクドンはどうですか?いそうですか?」

◇「あんまお腹いっぱいにならない。」

◆「食べたけれど、お腹いっぱいにならない。どうしましょう?」

◇「違う食べ物を探す。」

◆「そればっかりですね(笑)。こんどまた違う食べ物を探す。なんですかそれは?」

◇「えーっと・・・・えーっと、誰かが落としたパン。」

◆「誰かが落としたパンはないだろうかと。今度はどうですか?」

◇「ありました。」

◆「パンがあって、どうしましょう?」

◇「食べました。」

◆「パクリと食べて、そうすると?」

◇「おいしい~」

◆「いい流れですね。おいしいとなって、これでお腹いっぱいになったんですかね?」

◇「ちょっとお腹が膨れた。」

◆「まだ満たされてはいないみたいですね。相当食べますね。どうしましょう?」

◇「共食い!」

◆「共食い!自分の仲間までも、全部食べちゃう。すると、どうなる?」

◇「一匹が大きくなる。」

◆「スイミーみたいな感じで一匹が大きくなって・・この後どうなるんですか?」

◇「足が生えて陸に上がる。。」

◆「足も生えて・・陸へ上がり・・どうなる?」

*あまりの展開に会場笑い

◇「陸に上がって、山に向かうことにしました。」

◆「山に向かうことにした巨大メダカは最後どうなっちゃうんですか?」

◇「山の神とあがめられる。。」

◆「足の生えた巨大メダカは山の神とあがめられました。めでたし、めでたし~」

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