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#48 【読書記録】クリエイティブとは無縁な私がクリエイティブをロジカルに理解できた話
先日、こちらの書籍のオーディオブックを聴きました。
模倣と創造 / 佐宗邦威
話題の書です。
副題に「13歳からのクリエイティブの教科書」とありますが、クリエイティブには程遠いな、と思っている大人にピッタリな内容です。
クリエイティブやアート、デザインなどについての良書はたくさんありますが、こちらの書籍はクリエイティブに程遠い大人の一人である私にもスッと入ってくる、分かりやすい内容でした。
というのも、著者はもともとクリエイティブから程遠い大人の一人であったそうです。
そんな著者が、どのように創造性を獲得してそれを活かしているかがロジカルにまとめられています。
「自分はクリエイティブとは無縁…」と思っている人ほど読むと新しい気づきが得られる、と感じました。
この中でセンスについても触れられていました。
センス…これも縁遠い言葉…。
しかし、センスとは「感じる」こと。
センスは誰にでも磨くことができる。センスを磨くには、自分が何を感じているのかわかること。気持ちいい、と感じたら、何がどう気持ちよかったのか言語化する。好き、と感じたら、どこがどう好きなのか、言語化する。そのように気にしなければ流れていってしまう自分の感覚を深掘りしていくことで、自分のセンス、感性が磨かれていくということでした。
確かに。
自分の、良い、好き、素敵、気持ちいい、カッコいい、オシャレ、かわいい、といった感覚を一貫させることで、その人自身の世界観が具現化されていくのだろう、と腹落ちしました。
こんな、身近な活動で創造性を育んでいくヒントがたくさんで、ワクワクしてきます。
しかも、これは有形の創作、絵を描いたり物を作ったりすることに適用できるだけではないと感じました。
仕事のアイディア、新しい企画、チームコミュニケーションの醸成など、無形のクリエイティブにも応用できます。今、再構築を図っているコミュニティの方向性と効果的な企画の検討に、アイディアがどんどん湧いてきそうです…!
ざっと全体を聞いて、本でじっくり読みたい。詰まったときにヒントになりそう。そんな作品でした。
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