TOKYO STARTUP GATEWAY2019コンテスト部門ファイナリスト10名に選出されました

息子が7歳になったこの夏挑戦したTOKYO STARTUP GATEWAY2019。

エントリーにあたって自分の壁をひとつ乗り越えた話は先日まとめた通り。

今回は・・ななななんとコンテスト部門のファイナリスト10名に選出!!!の話。

https://tokyo-startup.jp/final2019
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こちらがファイナリスト10名の顔ぶれ。

どのプランもとってもワクワクするものばかり。これまで何度かそのステージに進めたメンバー向けのイベントに参加し、メンタリングやディスカッションで話したことのある人も何人かいるんだけど、本当〜にみなさんすごい。

私のプランの詳細はまた別のエントリーで書くけど、事業を通して育みたい子どもたちの「生きる力」を分解した中に「自己肯定感」というものがあって、3分のセミファイナリストプレゼンテーションの中でも「ジココウテイカン」って言ってるんだけど、何を隠そう私はもともと自己肯定感が低い。

出る杭は打たれまくる地方都市で育ったせいなのか、たまたま生まれ持った性格なのか、そこはまだ振り返っていないけれども、とにかくもともとそういうタイプ。

なのでこんなすごい人たちと並んでわたしゃ緊張で倒れてしまうんじゃないかとも思うんだけど、昨日の小学校PTA本部会議で校長先生がすごく素敵なことを話してくれたのでここにも紹介しておこうかな。

先日、高学年の陸上部の子たちが、他校の生徒も参加する陸上大会に参加したときの話。

校長先生が子どもたちに伝えた話はふたつで、

・トラックに出るとどうしても他の生徒が大きく見えたり、自分よりはるかに早く走れる、遠くまで跳べるっていうイメージを持ってしまう。それは仕方のないこと。でもそのときに、自分のこれまでの記録の中でベストのものを出す、というベクトルに思考を向けられるか。最後は自分と向き合うこと。

・先生もスポーツをやっていて、結果に向けて練習や努力をしてきたが、実は努力を積み重ねた先に結果がついてくる。この発想を転換して努力を積み重ねられるか。

という点を子どもたちに伝えたところ近年まれにみる好成績をあげる子どもたちが続出したらしい。

子どもたちの身体能力や個性ももちろんあったのだと思うけれども、やっぱり「自分はきっとできる」「ちょっと怖いけど挑戦してみよう」っていかに心を持てるかだと思うし、私はそういう心の奥底の軸みたいなところを事業を通して育んでいきたいんだなっていうことを改めて気づかされた。

そして帰宅するとファイナリスト・セミファイナリストが公表されていて、ついつい「みんなすごい」思考に陥りかけたところを「そうだ今回は私の内面もストレッチさせていくんだった」って思い返して自分を奮い立たせた瞬間だった。

というわけで残り1ヶ月弱、ファイナリストの皆さんと週末お会いしてさらにブラッシュアップしていく機会もいただいたことだし、Facebookでシェアしたらコメントやメッセージで思いも寄らない人たちからまで応援していただいてしまったし、夫がその間の子どもたちのことは任せろー!と言ってくれているので、力の限りストレッチして挑戦する。

プレゼンテーションも大事、事業化のほうがずっとずっと大変。

だから折れないしなやかな心は起業する私にもとっても必要。育てていく。