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貯金だけじゃなく、求める生き方に出費することも大事

経済的に裕福になろうと、就職してからずっと倹約し、お金を貯めてきた。

おかげで貯蓄もどうにか順調に増えている。ただ、ひとつ疑問がある。

なにかを我慢してコツコツ貯めることより、

  • 「どんな人生を生きたいか」

  • 「いまどんな活動がしたいか」

という視点も、ときに重要じゃないか。

いま、あたらしい活動拠点になる移住先を調べている。

将来の目標として、小さな平屋をたて、畑をもち、エネルギーを受給して暮らしたい。そこで半農半Xや複業をやりたい。都会の社会性と田舎の自然が共存している場所で、自分にとっての持続可能な暮らし方・働き方を実現していきたい。

ミニマリストとして、そんな目標がある。

調べたところ、その活動拠点として、いまいる北海道以外に「本州」という選択肢があることにも気づいた。20代の派遣時代、本州のいろんな場所で働いたり旅行していたので、本州は国内でもとくに好きな地域だ。

もしかりに本州に移住するなら、相応の費用がかかる。引っ越し費用、場合によっては車を買う必要も出てくるかもしれない。

かつて経済合理的に生きるために、公共交通機関の発達している都会に住み、家賃3万円台の物件を借り、車なし生活をしてきた。必要なものが少ないぶん、貯蓄スピードは速かった。

ただ同時に、「本当にこの生活のままでいいんだろうか」と疑問があったのも事実。

めざす資産額に届くまで、まだ何年・何十年と時間がかかるかもしれない。そのあいだも、ただスーツを着てオフィスで働き、倹約し、コツコツ貯めることに貴重な時間をかけ続けていいのか。

むしろ、「自分が本当にしたい活動」のために時間やお金を使うことも、ときには重要なんじゃないか。

もし何か新しいことに挑戦するなら、それに付随する金銭的コストは、あえて受け入れる覚悟もあったほうがいいかもしれない。

それは、たんに保守的にお金を守り続けるより、自分が心から満たされる生き方を追求するために、欠かせない支出なんじゃないかなと。


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いちきた
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