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グチこそ、問題発見・解決力の源泉なり-学生たちの能力アップへのリアルな体験(5)

わたしたちは毎日、グチや不平不満を言いながら生活しています。
度が過ぎると、聞かされる方もうんざりさせられますね。

でも、それらのなかに、「金脈」が隠されていることもまた、事実。

そうです。問題発見・解決力というチカラの源泉になるからです。

この記事を読まれたあなた!

グチや不平不満を問題発見・解決力の向上につなげていく方法と出会ってください

お金を稼ぐためだけにアルバイトをやっていた学生たちでした。
そんな彼らが、
によって、バイト先の職場を見る彼らのまなざしを大きく変えていきます。

そのように変化していく様子をお楽しみください。

 もうずいぶん前の話です。

隣の席からひとりの学生の声が聞こえてきました。
アルバイト先で一緒に働いている人に対するグチと不満の数々。
「とても疲れる」「時間がもったいない」…。

 次年度のゼミナールのテーマを決めかねていたわたし。

ふと、「アルバイト先の問題点を発見し、改善点を探す」というテーマが浮かび上がりました。 

グチのあとに学生が言った、「オレだったら、こうするのに」という言葉がわたしのアンテナにひっかかったのです。

アルバイトをしている学生が大半という現実があるなら、それを学びの場として活用できないか。そのような思いを抱いたのです。 

そしていま、確信しています。 
アルバイトもまた、「学びや気づきの貴重な場」になることを。 

では、どのようにしていけば、アルバイトが学びや気づきの源泉になっていくのか、そして、「グチをチカラに変える」には、どのような取り組みがありえるのか、そのあたりのところを具体的に紹介していきたいと思います。

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