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それは占い師の一言で始まった

人は誰しも「モテたい(好かれたい)」を抱えて生きている、多かれ少なかれ。モテを勘違いした女(わたし)、モテをこじらせた女(わたし)の道程を振り返り、自己紹介とさせていただきたい。

普通ってなんだ

普通の人よりちょっぴり恋愛経験が多いかなと思っていました。でも、普通の人って何さ?って話ですし、多いか少ないかの基準は人それぞれだということに今さら気付きました。

そんなわけで、極力客観的にわたしが歩んだ恋とか愛の道を振り返っていきます。エンディングノートも気になる年頃ですので、いつかはやろうと思っておりました。

「モテた話し」ではなく、「モテたいと思っていた話し」、モテばなです。記憶の曖昧なところが多々ありますが、どうぞお付き合いくださいませ。


よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします


あんた呼ばわりされた挙句

20代になりたての頃でした。友人と池袋の父だったか、新宿の母だったかに、手相を診てもらったんです。

当時、占いブームだったんでしょうね。すごい人気で、2時間程並んだ記憶があります。

友人はたくさんのアドヴァイスやらなんやらを受け、半分希望半分絶望みたいな感じになっていましたけど、色々相談できて大満足の様子でした。

お次はわたしの番です。なんて言われるのかなーとドキドキしていましたが、占い師(おじさんとおじいさんの中間位)が放ったのはたった一言。


どきどきの瞬間
どきどきの瞬間








「あんたね、2回離婚するよ」






「・・・・。」
「・・・・。」






「えっ?」

「えぇぇぇぇぇぇ??」





その後も、あんたは気が多いだの、好奇心が強すぎるだの、さんざんお説教をくらいました。2時間待って、お金払って、お説教。


はうぅ...
はうぅ...


若さだけでは無い何か

さて、この時のわたしの心持ちはどんなものだったでしょうか。今でも強烈に覚えています。




「じゃあ2回結婚できるんだー」


おめでとう自分!
おめでとう自分!


ポジティブ過ぎっ!と我ながら思いますが、ノンフィクションです。そう、何を隠そうわたくし、ものすごく能天気オプティミスト(楽観主義者)だったんですねー。

当時のわたしは、まさか本当にそうなるとは思っていませんでしたが...。占い師、恐るべし。


振り返ってみて

バカなのかな?って思いました。2回離婚するより、2回結婚できるに素早く反応したというね。あはは。

高校生の時に初めて彼氏が出来て、それ以来、なんやかんやずっと誰かと一緒だったんです。今思うと完全に依存してましたね、男性に。

この『男性依存+ポジティブシンキング』の合わせ技が、トラップだったのです。

つづく


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