理想が叶った2回目の結婚 (1)
30代に入り、折れ線グラフが急下降。こんなはずじゃなかった。いや、なるべくしてなったのか。迷走期へ突入。
どん底感を味わう
初めての結婚に終止符を打ち、30代で "独り" になってしまったわたし。
結婚って、思ったより大変なものなのだ。
好きという気持ちだけでは、成り立たないのだ。
いろいろ頑張り過ぎて、疲れてしまった。
何より、大切な人を傷つけしまった。
最低だ。
最悪だ。
バツイチで三十路だ。
この先結婚できるはずが無い。
自業自得だ。
もう駄目だ。
ダメダメだ。
ダメダメダメだ。
うぅ(泣)...。
確か、こんな心境でした。
突然の振り切り
半年程、くよくよくよくよしていたと思いますが、ある日のこと。今回の件でわたしが得た3つの教訓
から、「三.決断の先延ばしにメリット無し!」だけに突然フォーカスし、このままグズグズしていたって何も始まらないと思い立ったのです。
「よし!独りで生きよう!」と、決断しました。
独りで生きると決めてからは、何の足枷も無いため、より行動的になりました。マンションを購入し、仕事に没頭し、自由さとストイックさが共存する魅力的な独身生活を謳歌していました。
おかげ様で、フリーランスの講師業が軌道に乗りました。拙著(技術書)を何冊も出版させていただいたり、大規模カンファレンスのスピーカーで登壇させていただいたり、着々と実績が積み上がっていきました。
ライフワークバランス、整ってきたんじゃない?!
全く整ってない
だが、しかし、恋愛に関してはなかなかの不毛っぷりでした。ワークライフバランスのラの字は無かったんです。
そんなに好きではない人とデイトしたりして。そんなわたしなんぞにプロポーズしてくれる方もいたりして。
好きな人からプロポーズされたら嬉しいですよね。でも、嬉しいなというより、ありがたいなという心持ちになりました。それってまぁ、そういうことですよね。
「一. 頑張り過ぎると破綻する!」および「ニ. 色々な可能性を模索すべし!」を完全にスルーしていました。仕事頑張り過ぎ、独りで生きると決めつけ過ぎ。
なぜ「三. 決断の先延ばしにメリット無し!」だけに響いていたのか、謎ですね。なんとかバイアスの一種でしょうか。
このままいったら破綻する、可能性潰すとわかっていたわけですから、ここで一念発起です。不毛な恋は止めて、もう少し丁寧に生活しよう。改めました。
すると、思いもかけない出逢いが!舞い込んできたのです!起死回生の予感。
振り返ってみて
この段階で改めた自分を褒めてあげたいです。この改めによって、30代の明暗が分かれたといっても過言ではありません。何がきっかけだったかはほんとに思い出せないんですが、なんか閃いたんですよね。
最近は若い頃から自己啓発系の学びをされている方がとても多いですが、わたしはさーっぱりでした。代わりに、B treeインデックスのダンプとか調べて、うほうほしていました(SEの方には伝わるかと)。
頭も体も一番冴えていたのが30代、決断力・行動力もMaxだったと思います。近所のスーパーで買い物した帰り、ふらっと立ち寄ったマンションギャラリーで購入を決めたのは、我ながらおもしろエピソードです。
惣菜かよっ(笑)!
つづく
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