【高校野球千葉大会の優勝校予想#12】'22秋大の振り返りと'23春大の展望
こんにちは。いちかわきです。
初めてご覧いただいた方に向けて改めて説明すると、私のnoteでは千葉県の高校野球を対象に試合結果を予想しています。
動機については#1、手法については#2で述べていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
さて、前回の#11までは'22秋大の予想を行っていました。関東大会やセンバツは予想の対象としていないので、'22秋大が専修大松戸の優勝、成田の準優勝という結果で終わったことまでしか触れていませんでした。
今更ですが、その後の関東大会やセンバツの経過を振り返ります。
'22秋大 終了後の歩み
'22秋の関東大会では、専修大松戸が千葉1位代表、成田が千葉2位代表として出場しました。
令和4年度第75回秋季関東地区高等学校野球大会
1回戦
成田(千葉2)0ー3 山梨学院(山梨1)
専修大松戸(千葉1)7-0 明和県央(群馬2)準々決勝
専修大松戸(千葉1)4-3 作新学院(栃木1)準決勝
専修大松戸(千葉1)5-3 慶應義塾(神奈川2)決勝
専修大松戸(千葉1)3-9 山梨学院(山梨1)
上記の通り関東大会では専修大松戸が準優勝となり、翌春のセンバツ出場校に選出されました。
成田は初戦敗退となってしまいましたが、のちに関東大会優勝・センバツ優勝を果たす山梨学院に対して齋藤悠世投手が3失点完投という成績を残し、能力の高さを見せました。
第95回記念選抜高等学校野球大会
2回戦
専修大松戸3-0常葉大菊川(静岡)3回戦
専修大松戸6-4高知準々決勝
専修大松戸2-9広陵(広島)
専修大松戸はセンバツベスト8という成績を収め、
センバツ初勝利
甲子園でのチーム初本塁打
(対高知高校、広川陽大選手)甲子園1大会につき初の2勝
など、学校の歴史を次々に塗り替えました。平野大地投手もすっかり全国区の知名度に押し上げられていますね。専松の試合以外にも見所がたくさんあり、非常に面白い大会だったと思います。
'23春大の前説
大会の位置づけ
センバツの次に訪れる公式戦は春の県大会となります。上位2校が関東大会に出場できますが、それ以上に夏のシード校を決める大会として非常に重要な意味を持ちます。
千葉大会で夏に採用されているシードは次の3種類です。
Aシード(春ベスト4以上)
Bシード(春ベスト8)
Cシード(春ベスト16)
春は決勝戦が6回戦に相当するため、
準決勝進出→Aシード
準々決勝進出→Bシード
3回戦進出→Cシード
という条件となります。夏大の抽選ではシード校は次のように割り振られます。
夏大を有利に進めるためには1つでも上位のシードが欲しいですし、なんなら本気で甲子園を狙うチームは是が非でもAシードが欲しいですね。
春大の仕様と展望
春大には地区予選と本戦があり、シード校8チームと地区予選を突破した40チームの計48チームで本戦が行われます。シードは'22秋のベスト8に与えられ、今回は
専修大松戸
成田
市立船橋
拓殖大紅陵
木更津総合
八千代松陰
志学館
学館浦安
の8チームです。(公式HPのトーナメントでチーム名の横に◎がついているチームです)
シードの特権は
1回戦を免除
3回戦までは他のシード校と当たらない
というものです。シード校にとっては初戦となる2回戦を勝てばCシード以上が確定しますし、「ノーシード相手に負けない」という条件を満たすだけでBシード以上が確定します。
ただし2回戦で負ければ当然ノーシードです!
昨年の'22春を振り返ると、シード校のうち
木更津総合(Aシード)
拓殖大紅陵(Aシード)
市立船橋(Aシード)
習志野(Bシード)
千葉黎明(Cシード)
の5チームは夏のシード権を順当に獲得しましたが、
八千代松陰(中央学院に敗戦)
市原中央(東海大浦安に敗戦)
流経大柏(銚子商業に敗戦)
の3チームは夏をノーシードで迎えました。意外と安泰ではないですね。
今回はここまでとして、具体的な予想は次回以降の記事に掲載します。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
あとがき
成田高校の主力打者である鹿児島大輝選手について調べようと思い、「成田 鹿児島」と検索するもなぜか航空便の情報しか出てこない