【高校野球千葉大会の優勝校予想#9】'22秋大3回戦の振り返りと準々決勝の中間予想
こんにちは。いちかわきです。
'22秋大は3回戦が終了しました。
専修大松戸も千葉経大附に勝利し、ベスト8進出を決めました!
2回に4点リードを許したときはどうなるかと思いましたが、打線の奮起とエースの力投に救われましたね。
では他の試合も勝率の予想と結果を振り返ります。
3回戦の予想結果
3回戦は8試合が行われました。
$${\begin{array}{c|crrcc} & 勝利チーム & 勝利確率 \\\hline 49 & 専修大松戸 & 92.1\% \\ 50 & 木更津総合 & 99.7\% \\ 51 & 市立船橋 & 99.7\% \\ 52 & 志学館 & 59.5\% \\ 53 & 八千代松陰 & 76.8\% \\ 54 & 成田 & 87.9\% \\ 55 & 拓殖大紅陵 & 79.6\% \\ 56 & 東京学館浦安 & 63.1\% \\ \end{array}}$$
$${\begin{array}{c|crrcc} & 敗戦チーム & 勝利確率 \\\hline 49 & 千葉経大附 & 7.9\% \\ 50 & 光英VERITAS & 0.3\% \\ 51 & 行徳 & 0.3\% \\ 52 & 流経大柏 & 40.5\% \\ 53 & 千葉黎明 & 23.2\% \\ 54 & 茂原北陵 & 12.1\% \\ 55 & 船橋 & 20.4\% \\ 56 & 千葉日大一 & 36.9\% \\ \end{array}}$$
3回戦の中間予想は精度がかなり良く、的中率の平均が82.3%でした。
学館浦安ー千葉日大一の試合は終盤までもつれましたが、8回の逆転2ランにより学館浦安が勝利したので一応予想通りという事になります。
ベスト8の事前予想結果
何度も申し上げていますが、千葉大会では秋大の8強に春のシード権が与えられます。3回戦が終了したことでシード権の獲得チームが出揃ったので、事前予想と照らし合わせてみます。
現時点で勝ち残っているチームのうち優勝確率0%のチームはもう無いので、黒塗りなしで公開します。
左上の山
8強に残ったのは専修大松戸と木更津総合でした。予想はそれぞれ87.2%、78.5%なので順当な結果と言えます。
木更津総合は初戦が千葉学芸、2回戦が東京学館と実力校との連戦だったので専修大松戸よりも低い予想でした。しかし結果として勝ち切っているのは流石ですね。
左下の山
8強に残ったのは市立船橋(73.9%)と志学館(8.1%)でした。
市立船橋は習志野にさえ勝てればほぼ当確という状況だったので比較的簡単な予想でしたが、志学館のエリア(東海大浦安~検見川)は銚子商業(47.3%)が第一予想だったので外れてしまいました。
志学館は2回戦以降も東海大浦安、流経大柏という実力が近いチームとの連戦だったので事前予想も中間予想も難しかったチームの一つです。
右上の山
8強に残ったのは八千代松陰(41.0%)と成田(71.7%)でした。
八千代松陰のエリア(中央学院~千葉西)は一応第一予想として的中できましたが、中央学院(31.3%)と予想が割れました。成田は対抗馬が比較的少なかった印象です。
右下の山
8強に残ったのは拓殖大紅陵(70.1%)と東京学館浦安(34.6%)でした。
拓殖大紅陵は比較的予想しやすかったですが、学館浦安のエリア(市立銚子~千葉商大付)は対抗馬が多く、8分割したエリアの中では最も予想が割れました。なんだかんだ学館浦安の34.6%が一番手だったので、精度はともかく予測自体は当たったと言えます。
全体としては順当な結果が多い印象です。
準々決勝の中間予想
ベスト4を懸けた準々決勝の中間予想は次の通りとなりました。
準々決勝は木更津総合、市立船橋、八千代松陰、拓殖大紅陵が優勢のようです。
私の推しである専修大松戸がついに山場を迎えました。相手が木更津総合という事で流石に厳しい予想になっています。中間予想での勝率は28.8%ですが、上振れでも何でもよいので勝ってほしいところです。'22夏のリベンジでもあります。
関東大会出場権の行方
勝ち残った8チームについて、関東大会出場確率の推移を事前予想から順に見ていきます。(●:左の山、■:右の山)
左の山は事前予想から一貫して木更津総合と市立船橋が優勢です。事前予想の時点では木更津総合が一番手でしたが、「市立船橋が習志野に負けるパターン」が無くなったことで現時点の中間予想では市立船橋の一番手に逆転しています。
専修大松戸は3回戦まで勝利したのに事前予想よりも確率が下がるという現象が起きていますが、これは
そもそも3回戦までに敗退する確率が極めて低く、勝利による期待値の上昇が見込めない
木更津総合が順当に勝ち上がり、当たらずに済むパターンが無くなった
仮に準々決勝を勝利しても、市立船橋戦を回避できる確率が非常に低い
といった理由が考えられます。
右の山は事前予想の時点では拓殖大紅陵の一強でしたが、八千代松陰が中央学院に勝利したことで一番手に迫る位置まで急上昇しています。
左右ともに50%を超えているチームが無いので、全体としては僅差の傾向にあります。次の舞台に進めるチームは果たしてどこになるでしょうか。
今回は以上です。準々決勝、非常に注目です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
(あとがき)
専修大松戸にとってはボス戦続きのようなもので、厳しい戦いが予想されます。それでも優勝候補と当たる前に敗れてしまった昨年に比べれば遥かに良い位置にいるので、どうにか勝利を掴んでほしいです。
関東大会まであと2勝!