【高校野球千葉大会の優勝校予想#11】'22秋大 準決勝と決勝の振り返り
こんにちは。いちかわきです。
諸事情により投稿の期間が空いてしまいましたが、'22秋大は無事に全日程が終了しました。
結果は...
ついにやりました!専修大松戸、秋大初優勝です!!
準決勝の市立船橋戦は延長11回の死闘を制し、関東大会の出場権を得ました。
そして決勝の成田戦は平野大地投手を温存しながらも打線の力と梅澤投手の活躍などがあり、11-2で勝利となりました。
では予想結果の方を準決勝から振り返っていきます。
↓前記事
準決勝の予想結果
前記事では、準決勝の2試合を
第1試合
専修大松戸:40.9%、市立船橋:59.1%第2試合
成田:42.2%、拓殖大紅陵:57.8%
と予想していました。
結果としては専修大松戸と成田がそれぞれ勝利したので、予想自体は当たりませんでした。ただ40%は切っていないので私の中では許容範囲です。
決勝の予想結果
関東大会の千葉1位代表を懸けた決勝戦、
専修大松戸ー成田
の中間予想は次のようになりました。
試合結果が出た後の公開になってしまいましたが、専松74.2%・成田25.8%なので決勝戦単体の精度は高くなりました。
下のグラフは両チームの優勝確率の推移ですが、これを見る限り大会の序盤から中盤は優勝候補と呼べる立ち位置ではありませんでした。
専松に関しては「決勝に来られる確率は低いが、決勝戦自体の勝率は高い」というイメージ通りの結果といえます。
木更津総合と市立船橋に連勝するというハードルがいかに高かったのか、改めて分かりますね。
事前予想との照合
大会の全日程が終わったので、事前予想の精度を確認していきます。
↓事前予想の記事
優勝校の的中率
事前予想では、優勝校を
29.6%:市立船橋
28.5%:木更津総合
11.7%:専修大松戸
8.8%:拓殖大紅陵
(以下、その他)
と予想していました。
結果は3番手に予想した専修大松戸が優勝し、的中率は11.7%となりました。
これだけ見るとかなり精度が悪いように感じるかもしれませんが、前回の'22夏と違い予想がかなり割れているので評価しづらいです。
関東大会出場校の的中率
専修大松戸と成田の決勝進出を予想出来ていた割合は、
専修大松戸:16.1% 成田:17.0%
となりました。
専修大松戸ー木更津総合
専修大松戸ー市立船橋
成田ー八千代松陰
成田ー拓殖大紅陵
この4試合の予想が割れていたので勝ち上がりの的中率も下がりました。
ベスト8の的中率
'23春のシード権を獲得した8チームは、(トーナメントの左上から順に)
87.2%:専修大松戸
78.5%:木更津総合
73.9%:市立船橋
8.1%:志学館
41.0%:八千代松陰
71.7%:成田
70.1%:拓殖大紅陵
34.6%:学館浦安
となりました。銚子商業が初戦敗退した志学館のエリアは予想が難しかったですが、それ以外は比較的順当な結果でした。
予想の誤差
予想と実際の結果が何勝分ずれていたのかを計算したところ、次のような分布になりました。
横軸の成績は”〇回戦敗退”を表すものです。
(7:優勝、6:準優勝、5:ベスト4、4:ベスト8、・・・)
大雑把な傾向としては上位のチームほど誤差が大きくなりやすいですが、サンプル数が少ないので真偽は微妙です。
各チームの誤差について、大きい順と小さい順に並べると次のようになりました。
誤差のワースト3は専修大松戸・志学館・成田で、これらは2.0勝分以上の誤差となってしまいました。
一方、64チーム中48チームは誤差が1.0勝分未満でした。
(精度の良し悪しという意味で)足を引っ張ったごく一部のチームを除けば良い結果だったといえます。
また、64チーム全体の誤差は0.89となりました。'22夏大の時は0.64だったので、若干悪化したという結果になりました。(秋大難しい)
今後はどんなに番狂わせの多い大会でも平均誤差が1.00を超えない様に条件設定をしていきたいと思います。
おわりに
さて、専修大松戸、成田の2チームは次のステージである秋季関東大会に進むことができます。県大会以上に厳しい戦いが予想されますが、ここを勝ち上がってセンバツ出場をつかみ取っていただきたいです。
私は専松推しなので専松のセンバツ出場を第一に願いますが、千葉県勢の2校出場も見てみたいので成田にも期待しています。
来年のセンバツは記念大会なので関東が1枠増えています。今回がチャンスです!!
今回はこれで以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
あとがき
'19群馬3位代表だった健大高崎、'20千葉3位代表だった専修大松戸、'21茨城3位代表だった土浦日大。今年はこの3チームが全て1位代表になっていて、なんかいいなあと思いました。(語彙力)