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読むとあなたの脳内が崩壊するかもしれない漫画【愛と呪い】

いちか記事(愛呪い)

今日は私の人生で一番ダークな漫画をご紹介します。

愛と呪い

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ネタばれ困る方は読まないでくださいね。

...いや違うか。読んで欲しい(?)からここに書くんであってネタバレせずに紹介するんでした。

まず結論から、この漫画を読み終えた後の感情、ばらばらでした。

すっきりも別にしないし、なんだかもの悲しさだけが残るけど、

でも主人公は救われたんだ。よかった。という感じ。

公式の紹介文を載せます。まずは一巻から。

――――――――――――――愛と呪い(一巻)

物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待。(え)

宗教にのめり込む家族たち。(ええ)

愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。

阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。(今がホントの終末だけどな)

「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。

『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。

―――――――――――――――――――――――――――――

そう、これ半自伝なんです。

だから実話が混ざってるんです。

どこからどこまでかとかは私は調べませんでした。なんか知りたがりの私でも知りたくなかった。

それくらい闇が深いんです。

しかも冒頭1秒から。私はすぐに引き込まれました。

実の親からの性的虐待なんて正直想像つかなかったです。

そういう話は耳にしたことあったけど、

大人になった今だからこそ、しっかり正面向いて聞けるようになったという感じでしょうか。

親の異性なんて見たくないですよね。

―――――――――――――――――――愛と呪い(二巻)

性的虐待など、なかったかのように振る舞う家族。

もし世界が終わらないなら、私が壊れてしまえばいいのだろうか。

過去を「なんでもないこと」にするために、男の身体で記憶を上書きする。

何度も、何度でも、汚れることが救いのような気がしていた――。

裁きの下りなかった世紀末、クラスメイトに言えない放課後、

そして「キレる17歳」。虚しさとともに始まったゼロ年代の絶対孤独を描く半自伝的クロニクル第2巻。共感の声、続々!

――――――――――――――――――――――――――――――――――

このキレる17歳って言葉、覚えてるな。

同じ職場にぴったりこの世代の人がまあまあしっかり目にキレてはおられましたが…(笑)

子供なのに子供を満喫させてあげられなかった結果だなと思います。

―――――――――――――――――――愛と呪い(三巻)

これで性交をする「女」にも、子どもを産む「母」にもならなくてよいのだ。

自分で自分を縛り付けるような結婚生活が終わったとき、愛子の胸をよぎったのはそんな安堵にも似た気持ちだった。

東日本大震災、離婚、成人後も続いた父の性暴力と母の懺悔――。

今はもう世界が滅びればいいとは思わない。

ただ、この怒りが消えることを祈りながら生き延びる。

すべてを憎むしかなかったある「キレる17歳」世代のサバイバル物語(ストーリー)、最終巻

――――――――――――――――――――――――――――――――――

これで性交をする「女」にも子どもを産む「母」にもならなくてよいのだ。

私このセリフ見て泣きました。

これだけの体験した人にしか言えないことですよ。

私いちかは『女』でありたいし『母』になりたい。

だけどその願望が自分を苦しめているという事に気付かされてしまったんです。

それさえ願うことを辞めたらどんなに楽でしょうか。

女であれ、子を産め、という鳴りやまない声が世界中の女性を傷つけているのかもしれない。

だけど本来、人は自由なはずですよね。

自分の足元に足枷がないことに、皆なかなか気づかないと思うんです。

これは女性に限ったことではないんじゃないかな。

とにかく、衝撃を欲している方には愛と呪いはお勧めです。

愛と呪い

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自分の文章力がないせいでふわっとした感想文紹介文になってしまいました。

私は今後も今まで見た一万冊ほどの漫画の記事を書いていきたいと思います☆

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