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注目されたくない、人がこわい。セクシャリティの抑圧の根っこ〜カウンセリングを受けて1


そういえば、歴代彼氏や元旦那さんに「セックスをたのしみたい」と言われることがあった。

その度にこころがやぶけるような感じになった。

痛っ、と感じながらそれをなかったことにして、たのしんでもらうためになにをしたらいいか考えはじめるのだった。

そこに自分というものが存在してるわけがないわな。

昨日受けたカウンセリングで、この痛みの正体がわかった。

10歳の私が泣きながら怒っていた。

あんたらの娯楽のためにあたしがおるんちゃうぞ、と叫んでいた。

私が10歳のときに母が亡くなった。

そして私はすぐ初潮をむかえた。

父が生理用品を買ってきて、手当の方法を教えてくれた。

淡々と、ぎこちなく、手短に。

気まずい時間だった。

いけないことなような気がした。

父に迷惑をかけていると思った。

私が女でなければおとうさんはこんな思いをせずに済んだのに、と思った。

私は発育が良いこどもだった。

当時といまとで胸の大きさが変わらない。

父は生理用品をくれたけれど、下着の必要性には気付かなかった。

知り合いのおっさんは父のいないところで「おまえおっぱいでかくなったなあ!」と会うたびに言った。

学校では一部の人間に「あいつ走ると胸がわっさわっさ揺れる。生理も毛もあるやろ」とひそひそ、クスクスされた。

おかーさんが亡くなったんだからおとーさんとおとうとのためにちゃんとしなきゃならんぞ、グレたりしたらみんな悲しむぞ。

そんなことを言う知らんおっさんやおばはんや教師が何人かいた。

母親を亡くしたこどもはいじめたりいたぶったり、気を使わなくてもいいと思う人間がいるのだ。

自分のストレスや正義感をぶつけてすっきりする対象としてちょうどいいのだ。

親の庇護のないこどもはセクハラやモラハラするのにぴったりだ。

もちろん、この世にはそんな恥知らずな人間の方が少ない。

けれども私は自分を守るためにすべてを憎んだ。

いい人、守ってくれる人、手を差し伸べてくれる人、助けてくれる人たちを退けた。

そういう人間のふりをして傷つけてくるやつ、利用しようとするやつがうようよいたからだ。

というか、いい人に見えるヤツほど利用してきた。

自分の正義感をべらべらしゃべって押し付けてくるおっさんは実に気持ちよさそうだった。

「俺はこのこどもにいいことを話してやっている」っていう顔と声をしていた。

セクハラおっさんも「俺はほめてるんだ、成長をよろこんでるんだ」と言った。

弟の担任は毎日私のクラスまで「弟君はきのう何を食べたの?ちゃんとみてあげてね?」とチェックを入れにやってきた。

全く知らない教師が毎朝私の服装チェックをして「心の乱れは服装の乱れ」というようになった。

毎日いれかわりたちかわりいろんな宗教の人間が勧誘に来るようになった。

みんな、心の底からたのしそうだった。

40年前の私はこれらを黙ってひとりで受けていた。

「よかれと思って」「正しいことをしている」「自分はこどもを助けている」という名目で次々あらわれる人間を受け入れなきゃならんと耐えていた。

きのうカウンセラーさんが聞き出してくれた当時の私の口から出たのが、冒頭の叫びだった。

この世界にはいい人のフリをして自分の欲望をぶつけたり、解消させようと近づいてくる人間がいる。

当たり前のことである。

なんちゃら詐欺とかネズミ講とか変なカウンセラー(!)などがうようよいる。

もちろんそんなことは50年も生きてたら知っている。

でも、10歳の私に近寄ってきていたのは、心の底から自分はいいことをしていると信じて疑わないヤツらだった。

昔、カウンセラー仲間とこんな話をしていたことがあった。

男性から好意を示されたらうれしいもんだ。

なんでアンタは「奪われる、利用される、搾取される」と思うんだろうね?と。

いやあ、そのときにもう答えは出ていたのだ。

私の仲間は天才である!

でも私には今になるまでわからなかった。

好意を示して近づいてくるヤツらは「奪い、利用し、搾取」してくるからだった。

そんでもって、私はこんな思い込みをすることになった。

コミュニケーションとはそれに耐えて応えてあげること。

愛されるとは「奪われる、利用される、搾取される」ことをゆるすこと。

だってさ、おかーさんが奪われたけれど、私はそれに耐えておとーさんとおとうとのために生きなきゃならんって毎日言われてたんだもんさ。

被害者になるつもりはないけどさ、私はまだたった10歳のこどもだったんだ。

相談できるおとなのいない、ひとりぼっちのこどもだったんだ。

カウンセラーさんは、毎日あっこちゃんをよしよししてあげて〜、と言ってくださった。

次のカウンセリングまで、これから毎日イメージワークやろうと思う。

40年前のあたしを救いにいくのだ。

クソ野郎どもにぶっ放すバズーカ山ほど背負ってく。

いい大人がオナニーの道具に母を亡くしたこどもを使ってんじゃねえぞこの野郎ー

恥知らずのすっとぼけ上手な卑怯者めー

うちのおかんじゃなくててめえがシんだらよかったのにー(はあと)

生まれたこと後悔しながら苦しんで死んでくれていいよおほほー

(テーマソングはクロマニヨンズで)

おいあっこ、あたしがあんたを助けるで。

こんなウジ虫どもけちらしたるからな。

あんたはこどもらしくちゃんとこわいよーって泣いていいよ。

毎日泣いていいよ。

おばちゃんが守ったるからな。

あんたは「あたしはかわいそうじゃない!」って怒るけどさ。

あんたはとってもたいへんだったよ。苦労したよ。

かわいそうだ、って抱きしめさせてよ。

あなたさまも、ちいさなあなたさまちゃんを守ってあげていいですよ。

彼女の声が聞こえにくい、姿が想像できない、ひとりぼっちはもういやだ、ってときはいつでもカウンセリングにお越しくださいね。

私と一緒にバズーカつくりましょうね。(ちがう)




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イチカ | 【女性専用】タントラ哲学×心理学カウンセラー
ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。