なぜか理由もなくケンカになるときにすること。
おこんにちはー
市川亜希子、イチカでーす。
先日、金沢に一泊してきました。
おめあては寿司です。
ああー。
ほーんと、きれいなお寿司…。
見た目うるわしく舌に美味しいお寿司。
鼻にかぐわしく五臓六腑に染み渡る石川県の地酒をいただきました。
こちらのお店は、私の恋人が30年ほど前に何年か通ってたのです。
ここ20何年はずっと
「行きたいけど行けないっ!」
という状態だったそうで。
私は彼とはじめて出会った7年前、こんなしつもんをしました。
「今1番食べたいものは?」
彼はこう答えました。
「北陸にある寿司屋の寿司」
その後も、お誕生日なに食べたい?などと聞くたび、同じことを答えます。
なら行っちゃおう!
値段気にせずにいっぱい食べられるように貯金して行こう!
ってことで、こつこつせっせとふたりでお金を貯めました。
30年の間に超人気店になられて、何度電話をかけてもつながらなかったりしてへこみながら、
彼に電話してもらったら一発でつながって予約できたというご縁を感じながら、
すごくすごーく楽しみにしてた旅でした。
どんなお店に行っても気持ちよく迎えてもらいました。
身もこころもおいしい思いをしたんです。
(鈴木大拙館はまた来年行く。入館する瞑想。なんとすごい人だろう!)
すごくすごくすごく楽しかったのに。
旅の終わりに大げんかしました。
帰りのサンダーバード(JR西の特急電車)に乗るのに、別々に改札をくぐり。
車内でも彼は寝て、私は来月発行するメルマガの素地を何本か書き。
ずっと無言。
お互いに、もう終わりなのかなーって思ってたはず。
何年か前、一緒に東京に行った時もケンカ別れになりました。
彼に言わせるとケンカではなく、私が一方的にブチ切れてるだけとのことですが。
旅行したら必ず大げんかするこの現象はなんなんだろう?
家に帰ってきて、日常生活に戻り落ち着いたいま、考えてみました。
もし私のお客さまがこのテーマでご相談くださったら、私はこう答えます。
「さみしかったね、別々の家に帰りたくなかったよね。」
「ずっと二人きりで夢みたいにしあわせな時間を過ごしたから、それが終わるのが悲しいよね」
まずこれが根底にあります。
人はさみしさとかなしさという感情を感じるのを何よりも嫌います。
行動が鈍るからです。
私たちのご先祖がまだホモサピエンスになるかならないかの頃、行動が鈍ることは即、いのちが危うくなることでした。
だから怒りで蓋をします。
怒りってパワフルで、即行動を取れる感情です。
うちの師匠なんかはこう言ってました。「母ちゃんが怒ると家がきれいになる」って。
悔しいけどさすが我が師です。
怒った母ちゃんが散らかったおもちゃをがっちゃんがっちゃん言わせながら部屋を片付けて、みるみるうちにスッキリ片付くさまが目に浮かびませんか笑。
まあそんなわけで、私たちにとって素直に「さみしい、かなしい」ということは、とてもむずかしいことなんですね。
さみしいあなたを認めてあげてー。
さみしがってるあなたを許してあげてー。
大好きだよー、ずっと一緒にいたいよー、って感じてるあなたがいるよー。
わがまま言わないの!我慢しなさい!
って言われてたあのころのあなたよりだいぶ、大人のいいオンナになったよー。
わがまま出して、口説かれ体質全開にしていこうー。
めざせ美人局♡
っていうカウンセリングをします。
ってカウンセリングを自分にもします。
あーかなしかった。
あーさびしかった。
私は口説かれ体質だー(感情は先取りする)
私は美人局だー(にっこり笑顔でたらし込んで愛させるオンナだー)
旅先でケンカになってごめんね。と電話をして、今日もデートです。
みなさんも、なぜか恋人とケンカになってしまうときはためしてください。
「私はさみしさを我慢してないかな?」
って聞いてみてねー。
今日はそんなおはなし。
破格の価格は5/28までー。