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玉ねぎの皮みたい

玉ねぎの皮みたい
エゴという自己愛は
むいてもむいてももどんどん出てくる

むいてむいて
脱いで脱いで
軽くなっていけばいくほど
内側にあったものが見えてくる

「人に笑われたくない」
「恥をかきたくない」
「怒られたくない」
「立派な人だと見られたい」
「いつも正義の立場でいたい」

その内側を脱ぎ捨てたら
まだ別の内側が
ずっとずっと続いてく

「怖いのはいや」
「私が一番大切」
「他人なんて本当はどーでもいい」
「それでも繋がっていたい。関わり合いたい」

玉ねぎには芯がある
「私」にも芯はあるだろうか
「あなた」にも芯はあるだろうか

芯も皮もあって玉ねぎなら
「私」は丸ごと食べたい
(できれば新玉がいい)

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蒼樹唯恭
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