飽き性のわたしが1ヶ月まいにち読書を継続した方法
久々にNoteを開きます。
投稿していなかった間、なにをしていたかと言うと…本を読んでいました。今もパソコンの横には、本が数冊。書き終わったら読もうと思っています。
気づいたら約1ヶ月、毎日読書していた
今日もKindleアプリを開いたところ、「読書連続日数:23日」の表記。びっくりして詳細を確認してみると、今月は9月7日(土)以外毎日本を読んでいたことが判明しました(7日は好きなアーティストのライブチケットが公演ギリギリに当選し喜びのあまり踊っていた&準備していたため読んでいない)。
ちなみに今月読み終わった本は、6冊です。
社会人生活史上、一番本を読んでる気がするなあとは思っていたのですが、まさか1ヶ月間毎日本読んでたということ?え?飽き性の私が…?
と自分自身がびっくりしてしまったので、今回どうしてこんなに継続して本が読めたのか?自分なりに振り返ってまとめておこうと思います。
「1ヶ月ごときで継続などなにを言っているんだ…?」と、お思いの方申し訳ない。ただ、万年趣味探し人間かつ、やり始めても3日坊主の私にとって、無理せず、意識せず1ヶ月毎日行えたことがはじめてだったので誰かに聞いてもらいたくなったんだ…!
もともと、読書の継続が苦手だった私
ちなみに、私は
・本を読むことは好きだけど、読み出すまでかなり時間がかかるし途中離脱も多い
・ネタバレ全く問題ないタイプで、疲れたらすぐ結末・ネタバレ感想読んじゃう(しかもそれで満足して続きを読まない)
…という、読書家のしっかり読むタイプの方から見たら卒倒してしまいそうな不真面目な本読み人間です。
・本をちゃんと読みたいけど、読み続けられなくてモヤモヤしている
・そもそも「飽き性」でものごとを続けるのが苦手
そんな方に、なにかを続けるのにでたらめでもいいんだよ!!楽しければいいんじゃい!という思いよ届けー!という気持ちを込めて書きました。届いて欲しい人に届くといいな。
今回、読書をはじめたきっかけ
そもそも、久々に読書をし始めたきっかけはなんだったのか。
これは毎日放送「日曜日の初耳学」という番組内の林修先生がゲスト1名の方にインタビューを行うコーナーを視聴したことからでした。
あまりTVに出演されないといわれていた米津玄師さんがゲストとして出演される。どんなお話されるのかな、と興味があり久しぶりにTVをつけ視聴することにしました。
ここで、プチ衝撃を受けました。
米津さん、選ぶ言葉がとてもキレイな方なんだなと。
私、とても感動してしまいまして。文豪・石川啄木の話をされる場面があったのですが、そこで現代文の塾講師とシンガーソングライターが笑い合っている(しかもなんだか、共通の知り合いの話をするかのような親しみのある笑い方)のも、しみじみといいなあ。と感じました。
このインタビューの中で「米津玄師さんの曲には小説を踏襲している描写があること」「学生時代、宮沢賢治の”春と修羅”をお守りとして持っていたこと」を知り、表現や日常に染み出るほど本を読んでおきたかったな…と深い後悔を抱くとともに、本を「お守り」と表現するって美しすぎないか…とその表現力へのあこがれを抱きました。
そこで、もう学生時代は過ぎてしまったけど、今からでもやってみようかな。と思い、読書生活をスタートさせたのでした。
読書をする上で、ゆるく決めたルール
ただ、「自分は読書を続けられない」という気持ちが強くあったため、今回は自分に負荷をかけずに軽い気持ちで本を読もう!を合言葉に3つのやらないルールを決めました。
これを決めたことが結果として長く続いた要因かと思いますので、ご紹介します。
①「読むの疲れたな」と少しでも感じたら中断する
生粋の飽き性なわたし。どんなに面白い話、ためになる話でも読んでいくうちに疲労が出て、しんどくなっていきます。このとき、無理して読み進めると絶対に翌日その本を読まなくなるので、私はそこで読むのをやめていい、とまず決めました。実際、この読書期間中なかには1ページも読み進められなかった日もあります。気分が乗ったときに読みたいものを読めばいい。この気持ちが私の読書への気軽さを生んだと思っています。
ただ、1行も読まずに辞めるをOKにしてしまうと「その一行の言葉の意味が難しい・わからなくて拒否している」可能性があったため、一行だけは読むことにしていました。
②1度に5~8冊同時に読む
これが一番読書の仕方としては珍しいかな?と思っているのですが(同じ方いらっしゃったら語り合いたいです)、1冊読み終わったら次の本へ移るのではなく、少なくても5冊読んでいる本を常に作るようにしていました。理由は、「本を読むこと自体を飽きないようにするため」と「他のことに気持ちが移らないようにするため」です。とにかく今回は徹底して読書をしたかったので、大きな括りで「本を読み続けてさえいればOK!」とし、飽き対策として様々なジャンルの本を同時に読んでいました。また、電子書籍と紙媒体それぞれ用意し「いま本を持っていないから読めない」「画面見続けるの辛いから休憩」がないようにしました。
ちなみに、現時点で同時読みしているジャンルは、自己啓発本・エッセイ・小説(1980年代短編集、今年映画化した長編小説)、実用書、短歌集です。バラバラ…。
私は「飽き性」には2つ要因があると思っており、「人より継続に対する持久力が足りないこと」ともうひとつ「興味の範囲が広く収集がつかない」点があると考えております。前者はもちろんですが、後者の要因についても「色々なジャンルをつまみ食いしながら読書を続ける」この手法は活かされたと考えています。
③1冊1時間読んだらどんなに続きが気になっても読むのをやめる
最後に、①とは反対に読み過ぎにも気をつけました。もともと、気になる本は1日で読み切ってしまう私。何度も言うようですが今回は「負荷をかけない」ことが目標。燃え尽き症候群発生や生活を侵食するハマり方はNGです。必ず読み始めに時計を見ておき、一時間たったときにはどんなに続きが気になってもその本を読み続けることはしないようにしました。「明日はこの続きが読める!」という気持ちで楽しく1日を終えることができます。
読書を続けて得たいこと
上記3つの「やらないルール」のおかげで無理なくこの1ヶ月間読書を続けることができました。なんだかルールの部分だけ読んでしまうと「ルールまで作って、無理してまで読書しなくても」と言われてしまうかもしれませんが、今回ルールを作ってまで継続したかったのは「たくさんの本を読み、読書をする体力と語彙力、表現力を身につけたい」そして「自分の言葉と生活を豊かにしたい」という思いがあったためです。
この過程で「飽き性な私でも工夫次第で毎日なにかを続けることが可能!」という嬉しい気づきもありました。
これを2ヶ月、3ヶ月と続けて、いつかなりたい自分に気づいたらなっていた(近づいていた)!となるよう今日も本を読みたいと思います。
本読むのって楽しい〜!
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