世の中の「かわいい」
メイクが好き。
特にコスメのパッケージは見てて可愛いものばかりでワクワクするし、新商品をチェックするのも楽しみの一つだ。
また、メイクをすることで自分の理想の顔に少しでも近づけている気がして楽しんでやっている。
でもたまにモヤモヤする事がある。
例えば小顔メイク。私は顔が大きいのが悩みで、色々なサイトや動画を見てやり方を必死に学んでいた。でもある日、ふと顔が大きくて何がだめなんだろう?と考えるようになった。
他にも二重でぱっちりとした大きな目、立体感のある顔立ち、脚が長い…などなど世間一般でいわれる「美しい」、「可愛い」といわれる要素。
たしかに私もそういった要素を兼ね揃えてる人達を見ると可愛いな〜顔が良いな〜!と思う。
でも逆に一重、平面的な顔立ち、脚が短いという要素はなぜ「良くないもの」という認知になってしまうのか。
長い歴史の中で「美」の基準とは変わるものであり、今の時代の基準がそうだった…という事は理解している。
だけどどうしても世の中からこれが今の可愛いであり、その基準を達成するようにと押し付けられているように私は感じてしまう。
人の顔はそれぞれ違うのにある一定の基準が「良いもの」となりそこから外れると「ブス」とか「可愛くない」となってしまう。しんどくない?
個人的に感銘を受けた言葉がある。
MAMAMOOという韓国のガールズグループのメンバーであるファサが言った言葉だ。
「私がもしこの時代の美の基準に当てはまらないのなら、私が別の美の基準になる」
衝撃だった。そして救われたような気持ちにもなった。私の外見は正直言ってこの時代の美の基準には当てはまっていないと思っている。でも、だからといって落ち込む必要は無くて堂々と私を誇っていいんだ!と気づけた。
(いやまじでファサ姉さんかっけえ…)
今は世の美の基準に縛られすぎず、これが私!って言えるように日々模索中だ。
色んな美しさが認められるような世の中になって、外見で悩む人が少しでも減ってほしいなあ。