私が目指すべきは、「AIに勝てるライター」じゃなかった…?
※この記事は、12月18日に有料に切り替わります
こんにちは、ライターの市岡光子です。
先日、『noteを書き続けてAIに勝てるライターになりたい』というタイトルのnoteをアップしました。
長らく月報くらいしか更新していなかったnoteをなぜ再び動かし始めたのか、その理由をまとめた記事だったのですが……↓↓
この記事に、ライターの江角さんがコメントをくださいました。
コメントを読んで、「ぬおおお、たしかに……!」と納得。
先日の記事を改めて読んでみると、「AIに勝ちたい」という強い言葉だけが目立って、肝心の「AIに勝つとはどういうことなのか?」が全く言語化できていないことに気づきました。
改めて、「AIに勝つ」ってなんだ?
そこで改めて、1週間ほど時間をかけて、「AIに勝てるライターとは?」「そもそもAIに勝つってどういうことだっけ?」という問いを自分の中でじっくりと考えてみました。
その結果、心の中にむくむくと湧いてきたのが、「あれ?AIに勝てる書き手になりたい」という目標、もしかして、方向性が間違っているかも……??」ということ。
なぜなら……
私は今、めちゃくちゃAIを使っている
からです。
この記事をざっと上から下まで眺めていただいても分かる通り、私は今、仕事でもプライベートでも、めちゃくちゃAIを活用しています。
例えば、こんな風に↑↑、AIにイラストを描いてもらうこともありますし、旅行の計画のアイデア出しや、友人と長時間過ごすのに良さそうなお店のピックアップなどもお願いしています。あと、私は今、創作活動もプライベートでちまちまと行っているのですが、物語のアイデアを膨らませる壁打ちにもAIを活用中です。
それから仕事でも、機密保持違反にならない範囲で、AIを積極的に活用しています。私のAI活用シーンをざっと並べてみると、こんな感じ↓
こうやって書き出してみると、かなりAIを使っていますね。
使っているAIツールもたくさんあって、上述のnottaやCLOVA noteはもちろん、ChatGPT(課金)、Claude、ファーストノート(課金)、Perplexity、feloなど、気づけば複数の生成AIを時と場合に応じて使い分けていました。
去年の今頃はまだ生成AIを使っておらず、むしろ「AIこわい……」と怯えていたのに、今ではもう「AIがないと仕事が全くはかどらない!」と感じるくらいになっている私。めちゃくちゃ大きな変化です。
今後は「AIとともに」がキーワードかも?
これからますます加速していくであろう生成AIの存在感の高まりに、いちライターとして仕事をしている私は、どうあればいいのか。一体どうありたいのか。
改めて、考えをまとめてみると、先日のnoteでサラリと書いた言葉とは全く違った方向性が見えてきました。
AIをパートナーとしてうまく使いこなしながら、共に「おもしろいコンテンツ」「誰かの人生の役に立つコンテンツ」を生み出せる人になること。
これが、私の今後の目標です。
だから、「AIに勝つ」必要はなかったのですね。むしろ逆で、AIをいかに味方につけられるか。そっちのほうが、これからの私にとっては重要でした。
これからもAIを良きパートナーとしながら、良いコンテンツを生み出せるように精進していきたいです。