未練はずっとある
背中を殴られなければどうなっていただろうか。
そんな未練はずっとある。
体操が楽しいまま続けていられたら、今はずいぶんと違うものになっていたのではないか。
もちろん楽しいままでもその先に挫折も苦悩もあるのは間違いない。
どうなっていたかは誰にもわからない。
ただ、楽しく続けていた先に僕のやりたいことはあったはずで、あの時にチャレンジそのものが潰えてしまったことが残念でたまらない。
平均化訓練を身に修めてその先でやりたかったこと。
それは今さらここで言っても誰にも共感されず理解もされないことだと思う。
そもそも僕自身が十全に体操をやっていなければそれは実現されないことだからだ。