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老人と少年とロバの最後...

こんにちは

一条です。

モンゴルの田舎町を歩く
一匹のロバと老人...

そして少年がいました。

老人と少年は中国への旅の途中で、
とある山奥の村で取れる、
高麗人参をゲットする為に..

遥々、長い道のりを
ロバと共に歩き続けていました。

そんなある日の事です。

少年はロバに乗り、老人がロバの
横を歩いて道のりを進んでいると...

派手な赤色の服を着た、
パンチパーマのクルクルおばちゃんから
こんな事を言われました。

「年寄りが歩いて、子供がロバに乗ってるなんて...」
「なんて恥ずかしいんでしょ!!バカじゃないかしら」

老人と少年は、このおばちゃんの
批判はもっともかもしれないと考え...

今度は老人がロバに乗って
少年が歩くことにしました。

しかし、

しばらく進むと...

白いマントを羽織り、
顔に龍のタトゥーが彫ってある
スキンヘッドの屈強な男がいました。

今度はその男から、

「ひどいじゃないか!!子供を歩かせて、
 大人がロバに乗っているなん...」

と大声で言われました。

少年と老人は、男の批判は
もっともかもしれない、と思い...

今度はロバを連れて2人で
歩くことにしました。

すると...

今度は、金色の光沢のある
ゴージャスな服を着たメタボ腹の
中年男が椅子に座っていました。

今度はその中年から、

「ちゃんと乗れるロバがいるのに...」
「乗らずに歩くなんてバカだろう」

と言われました。

少年と老人は、この中年の批判は
その通りだと思い...

今度は、二人一緒にロバに乗りました。

すると....

今度はすれ違った人達から、
何やらヒソヒソ言われてることに
気がついて聞き耳を立ててみました。

そしたら、

「あんな小さいロバに2人で乗るなんて...」
「ロバがかわいそう...頭がおかしいわ...」

その言葉を聞いて、老人と少年は
確かにその通りだと思いました。

ロバに負担をかけたので、
今度は二人でロバを抱えて
歩こうという話になりました。

老人と少年は力を合わせて
ロバを持ち上げ歩き出しました。

しかし、

村外れの吊り橋を歩こうとした...

その時!!!!!!

突然横から強風に襲われました。

揺れる橋、

老人と少年の力では
支え切れるワケもなく...

ロバを離して倒れてしまいました。

ロバは、吊り橋から落ち
下の川へと真っ逆さま...

「バシャン!!!」

という激しい音を立て、
ロバは必死でもがき苦しんでいます。

このままでは溺れてしまう...

その光景を見た少年は、
慌てて川に飛び込みました。

そして、

それを見た老人も川に飛び込みました。

ロバを助ける為に少年は、
必死でロバに駆け寄り
救出を試みました。

しかし、

一人ではロバを岸に寄せることができません。

そこに、老人も加わり、
一緒になってロバを岸に
届けようと尽力しました。

でも、

それでも力が足りません。

ロバは、もがき苦しむ力を失い
今にも沈みかけそうになっています。

もう...ダメかもしれない。

と少年の脳裏に浮かんだ、

その時..

『大丈夫か!?!?!?』

という声と共に、一人の
青年が川に飛び込んできました。

ロバの救出に青年も加わり、

青年と少年と老人は、ロバを岸へと
少しずつ寄せ、陸へとたどり着くことに
成功したのです。

老人と少年は、青年にペコペコと頭を下げ
「ありがとうございます!」と涙を流しながら
お礼を言い続けていました。

青年は、「溺れかけていたのでお手伝いしただけです」
と一言呟き歩き去って行きました。

なんて良い青年なのでしょう...

ただ、

この一件で老人と少年はある事を悟りました。

『人の全ての意見に振り回されたら悲惨な目に会う』

ということを...

Fin

===================
全ての人の意見を聞こうとすると
必ず痛い目に会う
===================

というのが、今回の物語で
伝えたいメッセージです。

少年と老人は、何度も
人の意見に左右され
最後には非常に痛い目にありました。

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言われた経験があり、それで非常に
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一条響(ココナラ王子)
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