#税金下げろ、規制をなくせ~日本経済復活の処方箋~


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 この本を読んで、分かったことがありました。
 なぜバイデン候補がトランプに勝ったのか。
それは、そもそもトランプ自身が嘆いていたように、メディアがすべて敵だったこと。
 これは日本でも同じ。アメリカのメディアはリベラル派・グローバリスト・民主派の連合がバックにあるのは既知の事実で、自国主義のトランプが邪魔なんです。なので、そのニュースソースを丸どりする日本のメディアも反トランプ報道を敷いていました。
 メディアがこぞってモノ言えば、それを信じてしまうのは、アメリカでも日本でも同じこと。それを有効的に使っているのが中国ですよね。
 トランプはバイデンに負けたのではなく、メディアに負けたと言えそうです。
 みなさん、メディアの言うことを鵜呑みにしてはいけません。トランプではないけど、フェイクがあたりまえの世界ですから。少なくとも、国民に大事なことは伝えない。

 実はもっと根本的な話で、トランプがやっていたこと、さらにやろうとしていたことに、2対1ルールというのがあると、著者:渡瀬裕哉は言います。
 2対1ルールというのは、官僚が1つのルール(規制)を持ってきたら、不要なルールを2つ出せ、というもの。

 世の中、規制だらけですよね。要らない規制も絶対にある。
 なぜ要らない規制がそのままになっているかというと、その規制で飯を食っている連中がいるから。規制のおかげで寡占的な事業ができている企業、その企業にいずれ天下りする官僚たち・・・と。
 その規制=既得権を守るために、メディアも立ち上がったのが今回のアメリカ大統領選であり、日本も他人ごとではない。スポンサー大事のメディアは既得権を守る活動をせざるを得ないわけです。自身も既得権を持っているわけですし。
 要は、既得権を増やすため、護るために規制がどんどん増やされ、それが、新しい日本を作るのを阻んでいると著者は看破しています。起業したくても規制でがんじがらめで、それをまた増やそうとしているんですから。

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 今回のアメリカ大統領選って、言ってみれば、既得権を守りたい側とそれを破りたい側の戦いでもあったようです。で、既得権側が勝利した・・・バイデンが規制を抑える側になるとは思えませんものね。
 実際、アメリカが日本に負けまいと税金や規制を廃止する動きが活発化したのは、共和党のレーガン、パパ・ブッシュ時代ですから。

 もっと言うと、規制の裏には税金が絡む。なぜ増税がやまないかと言えば、規制を続けるためであり、さらに規制を増やすために、税金が必要になるからです。だって、本来消費税は福祉のために使うはずだったのに、実際には20%程度ではなかったですか?
 だから、それでも足らないからと、消費税を増やそう、ほかにもいろんな名前を付けて増税しようとしています。なんせ福祉の党と言っている公明党も消費税を増やしたい側なんですから。

 著者は、だから、減税活動を起こそう、と呼び掛けています。

 どうすればいいか。
 それは本書をじっくり読んでいただきたいのですが、減税に反対の人はいないと思うので、どうすればいいのか、をまとめておきます。
 やはり民主主義国家であるので、政治家を変えないとだめなんです。
 ところが、ぼくもそうだったけど、オレの1票なんて数にも入らないという考えはメディアに植え付けられた先入観で、じつは1票にも力があると著者は力説します。
 官邸を直接動かそうとすると、確かに、1票には重みはないし、国民一人の意見が反映されることもありません。ゴミ扱い。
 ところが、国民の10%の得票しかない公明党が、今回、1人10万円の特別給付金を実現させられたという事実があります。あとで消費税増税に加担するとは思いますが、わずか10%にも力があるということを示しました。
 だから著者が勧めるのは、1票が活きるように、身近な選挙から積み上げていきましょうということです。
 たとえば、地方選で候補者に「減税賛成ですか?」と、たとえばツイッターで質問する。賛成なら「投票します」と応援する。無視されたら投票しなければいいし、その履歴は残っているので、有権者には経緯が丸わかりになる。で、当選してやっぱり増税派に回るなり何もしなければ、次回、投票しなければいい。
 ろくな候補者がいなければ、自分たちで候補者を立てればいい。候補者の立て方に規制はそれほどありません。
 そこから始めましょう、と著者は言います。これなら、ぼくにもできる。

 それでも足りなくてもっと上に、ということであれば、地方議会に「請願書」を出させる。地方議会では、主に請願について議論しているようです。

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 その積み上げで、最終的に官邸が動かざるを得なくなる。これがそもそも民主主義というものでしょう。 

さあ、みなさん、できるところから始めましょう!
ジャパン・アズ・ナンバーワンを取り戻しましょう!

全米税制改革協議会議長グローバー・ノーキャスト氏曰く
Leave Us Alone!
直訳は「放っておいてくれ」ですが、意味は「少ない税金こそが国を富ますのである」です。

これってどう思います?
[ 共和党大統領 ]
・中国超限戦に巻き込まれ、ドローン作戦でソレイマーニー司令官暗殺を実行したトランプ大統領
・イラク戦争を起こした子ブッシュ大統領
・パナマ侵攻をしたパパ・ブッシュ大統領
・中距離核戦力廃棄を実行したレーガン大統領
・ベトナム戦争を終わらせたニクソン大統領
 ※訪日で「中国共産党に世界を開くことによりフランケンシュタインを作ってしまったのではないかと心配している」と語った
・日米安全保障を締結したアイゼンハワー大統領
・世界恐慌に襲われたフーバー大統領
 ※フーバー・レポートが第二次世界大戦の事実を暴いている。

[ 民主党大統領 ]
民主党って、日本嫌いの中国寄りで、戦争好きでは?
・息子が中国とべったりなバイデン大統領
・兵隊は死なないようにとドローン作戦を始めたオバマ大統領
・ジャパン・バッシングを起こしたクリントン大統領
 ※ヒラリーは、国務大臣当時ビンラディンを「殺しちゃいな」と言ったとか。旦那のビルは、大統領を辞める時、ホワイトハウスの備品を持ち去ろうとしたとか。
・中東和平と米中国交正常化を果たしたカーター大統領
 ※日本の頭越しに、フランケンシュタイン中国を作り出した?
・ベトナム戦争を主導したジョンソン大統領
・キューバ危機を阻止したケネディ大統領
・日本に原爆を落としたトルーマン大統領
・第二次大戦で日本を標的にしたルーズベルト大統領


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