自分の世界を映像で作る
知り合いから仕事を紹介してもらって
とある海外の動画案件を担当することになった。
相手は日本の方なんだけど海外で働き、結構偉い方。
先日撮影して3日初稿の編集を完了して、いまチェックを依頼したところ。
日本でも何回か副業でこのオフライン編集(撮影してきた動画素材をカットのみで編集する作業)はやってきたんだけど、賃金不払いとかあったりして
副業って面倒くさいなぁと思って止めていた。
ただ、前職のNPOは年収が低くて副業やってもOKな所だったので、
今回声かけてくれたタイミングで引き受けさせていただいた。
編集出身の自分としては撮影が結構ネックで
今回は企画→撮影→編集→音入れまで全部やるんだけど
鬼門は「撮影」なんだ。
なんせ経験値が少ない。
なので、今回は自分でカメラと三脚、ピンマイクまで買ってしまった。20万くらい飛んで行ったけど、何かを得るためには少ない出費だと思う。
あれこれ撮影本番まで触ったんだけど、本番の日は相手がいるのでなかなか
自分のペースで進めることはできない。
逆光で撮影したから被写体がどうしても暗く映ってしまい
クライアントの方も不安がっていたけど、「編集でなんとかしますんで」と
即答してその場を濁した(笑)
家に戻り撮影データーを編集ソフトに入れてPCでググる。
「被写体が暗い 編集 修正」
すぐ出てきました解決策。
YouTube見ながらふむふむ。
すぐにできました。
背景の明るさと被写体の明るさ合わせる方法。
こういう綱渡りな感じだけど
編集は楽しい。
答えがないからね。
決まりはあるけど、答えはない感じ。
そのつなぎは編集的にダメだよというのはあるんだけど、
あえてそれを覆してみるのもありかも。と思ってトライするのも面白い。
表現の幅は決まった範囲で作り出すこともわかるんだけど、
あえてその幅を飛び越えて作り出してみようとすることは大切にしたい。
ということで、納品までいろんなFBが来て
いろんなことで頭を悩ましながら編集していくんだけど
その経験が1つ1つがとっても楽しいのです。
CanvaとかVrewとかCapCutとか使いやすい編集ツールが出て
作業は簡単になったけど、
作り上げるまでの頭を悩ます過程が楽しいんだなぁ。
こういう変態性が長く続けているプロの人たちの特徴なのかもしれないし
ただの変態なのかもしれない。
編集していく中で自分の作りたい世界が映像で表現できるなんて最高じゃないか。
映画大好きポンポさんがまた観たくなってきた…
https://pompo-the-cinephile.com/
今日はこの辺でおしまい。