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不正出血で感じた生理の貧困
今年初めて不正出血をしたのは、アメリカ旅行中でした。
ナプキンは数枚日本から念のため持参していましたが、それもすぐに無くなってしまいました。
普通にアメリカのナプキンを使用すればいいのですが、そもそもコンビニなど徒歩で買いにいける場がなく、友人に連れていってもらうのもな、、と、思っていたところ、
気づいたのです。行くところ行くところ、空港・大学・博物館・ジムなど、公共施設には必ずナプキンが無料で置かれていることを。
簡単な容器にナプキンが置かれているところもあれば、自販機のような機械から一枚ずつ取れるようになっているところもありました。
よく見たのはAunt Flowという名前がついた自販機。
「トイレットペーパーが無料なのに、なんでナプキンやタンポンが無料ではないの?」
そんな企業理念をもとに設立された会社のようで、自販機の販売と関連商品の販売をしている会社です。ただ自販機のボタンを押すだけでナプキンが手に入ります。
おかげで旅行中はナプキンが足りなくなる心配をせずに過ごすことができました。
一方、先日出社中に起こった不正出血時は、持ち合わせがなく、トイレットペーパーを重ねて急場を過ごし、コンビニに行き10枚入りのナプキンのパック(そんなにいらないけど)を300円ほどで購入して対処しました。コンビニに行くまでの間、洋服に血がつかないかハラハラしました。
生理用品を買える私は生理の貧困には陥っていないのかもしれませんが、ただただ予測不能な生理現象に対してトイレットペーパーと同じぐらいその場で対処できる生理用品があるのは必要なことです。
アメリカでは州ごとに生理用品を無償で提供する法案が可決されているようです。無償提供が国で定められている国もあるのですね。
日本にもOiTrという生理用品を無償で提供するサービスがあるようですが、
スマホのアプリを介し、さらに広告動画を見てナプキンが1枚手に入るようです。
まずスマホを持っている必要があること、そして動画を見る時間が取られるのは残念ですね。子供でスマホを持っていない子、障害を持つ人は利用できないかもしれません。
うちの娘っ子もそろそろ生理用品について考える年齢に近づいてきました。日本もそろそろ法案で生理用品の無償提供を可決してもらいたいです。