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セックスも人生も「飼われる」のはやめよう
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8/18のイベントの冒頭、30分ほどイベントの趣旨を中心に話したのですが、その時のメモをシェアしておきます。
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今回のイベントは5月のイベントの実践編。
やることは主にふたつ。
ひとつめは、
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呼吸法(短息)と誘導瞑想
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代々木忠『生きる哲学としてのセックス』や『つながる』で紹介されている方法をそのまま体験する。
ふたつめは、
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目を見つめることとハグ
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苦手な人が多いが、思いを伝えたり受け取ったりするワークを経験する。
『生きる哲学としてのセックス』の帯にこんなメッセージがある
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淫乱の窓を開け
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また、巻末にこんな見出しがある(P.259)
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セックスも人生も
「飼われる」のはやめよう
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社会性や思考系(左脳)のブロックに囚われず、自分軸で右脳全開で体験していこうということなのだが、今に時代はこれが意外と難しい。
ブロックを壊すひとつの方法が短息という呼吸法である。
ある程度の強度を与えた短息の後はこだわりや執着から開放されることが多い。
自分の思いをしっかり伝え、相手の思いを受け取る訓練が目を見つめることとハグだ。
これは慣れればすぐにうまくなる。
イベント直前、こんなツイートをした。
今日は話すのはセックスはこの逆をやればええということ。
— 市原監督|まぐわいのヒントと言語化 (@bingo356) August 18, 2024
前戯なし
後戯なし
目を見ない
自分の思いを伝えない
相手の思いを受け取らない
焦る、慌てる
簡単やろ?
まぐわいの質を高めるために最低限のやって欲しいことを伝えるために書いたのだが、どうか「簡単やろ?」であって欲しい。
このへんはせっかく短息やハグを経験しても、まぐわいの方がぐたぐたであっては効果が少ないから、俺が現場で伝えている基本だけを紹介した。
前戯をやらない、後戯もやらない夫婦
「うちの旦那は前戯もいい加減で、後戯なんかまったくなく、発射したらすぐに離れてスマホいじってます」
そんな文句を撮影現場で俺に訴える奥さんは多い。
前戯も後戯もやらずに、いいまぐわいができるはずがない。
まぐわいの前後にしっかりと思いを伝え合うハグができれば、まぐわいの質も深まるはずだ。
まぐわいは前戯と後戯でサンドイッチにされているが、焦らず慌てず、ゆっくりした時間に身を置いて欲しい。
そのコントロール感を意識すること。
相手とのラポール作りでは、最初入りやすい接点を探るが、俺はそれを「切り込み」と呼んでいる。
空間にある入り口のイメージ。
「フック」と呼ぶ人もいる。
きっかけ、端緒、とっかかり、どれでもいい。
イベントで言うなら、面接軍団は6人いるので「切り込み」が最低6つ用意されていたということ。ハマりやすいところから入ればいい。
よく言う「言葉責めは自分のことを言え」というのは、「自分で切り込みを作れ」ということ。
現場で女優を面接することを俺は「女読み」と呼ぶが、それは「相手の切り込みを探すこと」だ。
「切り込み」については会場でみんなよくわからない反応をしていたが、意識したらそのうちわかってくる。切り込みがまったく見えない相手、切り込みだらけの相手もいる。
ナンパをしたり、場を仕切ったりする人はなんとなくイメージできるのではないか。
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大体こんな趣旨を話したと思う。
参加した方は復習用に、参加できなかった方も気に入った言葉や方法をひとつでも意識してみてください。
参考になれは幸いです。
ではまた。