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撮影現場はコトコトキッチン

これもギャグみたいなツイートですが、実は現場必勝法。ともかくカラミはコトコト煮込む。撮影現場はコトコトキッチンなわけです。

関連ツイートです。

で、煮込んだ後はどうするかと言えば、下地ができてるので揚げ物に持っていきます。

イクとか、オーガズムとかの領域ですが、現場的には「これまでで最大の快感を味わってもらう」くらいが目標で、イクことにこだわることはやめました。

揚げ物と言いましたが、表現としては「深海魚釣り」の方をよく使います。海の底から釣り上げる感じ。水圧があるので、引き上げると顔も変わってしまうというやつ。

揚げ物という言葉のいいところは、こっちも一緒に揚げてもらえるニュアンスを含められるところ。いい現場というのは男優も監督も一緒に揚げ物になっているような気がします。つまり、「これまでで最大の快感を味わってもらう」ことでそのまま俺らも最大の快感を味わわせてもらっているのではないか、ということです。

だから、煮物から揚げ物に持っていくというのが感動の公式なんです。

そして、揚げた後はベタベタしない。

感情をクールに冷やす。

まったく冷やさないで引きずってしまう日はごく稀です。このあたりが現場の〆とプライベートの〆の違いではないでしょうか。



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