
撮影現場はコトコトキッチン
奥さん「得意な料理は煮物です」
— 市原克也 (@bingo356) January 29, 2021
俺「偶然やな。俺も得意なカラミは煮物なんや。煮物から揚げ物に持っていくんや」
これもギャグみたいなツイートですが、実は現場必勝法。ともかくカラミはコトコト煮込む。撮影現場はコトコトキッチンなわけです。
関連ツイートです。
男優は前戯で信頼を得ている。入れてからどうしようとか考えてない。いつも言う「30分煮込み鍋」やね。そのあたりまでに圧倒的な快感を与えたら、脳のフィルターも変わるんやろね。もちろんセックスの前からフィルター変えるのがエレガントな現場ですが。
— 市原克也 (@bingo356) September 1, 2019
現場のセックスは煮物だといつも言ってるけど、コンロの前でガス調節してる感じやん。しかし、プライベートでやる時は自分も鍋の中に入らなあかんやろね。お互い煮崩れしてドロドロになる快感みたいなね。
— 市原克也 (@bingo356) May 18, 2019
で、煮込んだ後はどうするかと言えば、下地ができてるので揚げ物に持っていきます。
イクとか、オーガズムとかの領域ですが、現場的には「これまでで最大の快感を味わってもらう」くらいが目標で、イクことにこだわることはやめました。
揚げ物と言いましたが、表現としては「深海魚釣り」の方をよく使います。海の底から釣り上げる感じ。水圧があるので、引き上げると顔も変わってしまうというやつ。
揚げ物という言葉のいいところは、こっちも一緒に揚げてもらえるニュアンスを含められるところ。いい現場というのは男優も監督も一緒に揚げ物になっているような気がします。つまり、「これまでで最大の快感を味わってもらう」ことでそのまま俺らも最大の快感を味わわせてもらっているのではないか、ということです。
だから、煮物から揚げ物に持っていくというのが感動の公式なんです。
そして、揚げた後はベタベタしない。
感情をクールに冷やす。
まったく冷やさないで引きずってしまう日はごく稀です。このあたりが現場の〆とプライベートの〆の違いではないでしょうか。