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恋愛をカルマにこびりつかせない
今日のつぶやき再考です。
失恋した人に「他にいくらでもいるじゃないか」と慰めるが、失恋とは「この人」を失ったことであり、他にいろいろいると言われても困ってしまう。しかし、そのうち当人は別の「この人」を見つけ、常に「この人」「この人」と次々と恋愛していく。
— 市原隊長 (@bingo356) May 5, 2020
柄谷行人の本にあった。
みんな「この人」が大好き。
「この人」でなければならないという異常なこだわりは、逆に「この人」というものをまるで見ない、無視したあり方で、同じことを繰り返していくタイプは、ある意味、冷酷無残。
— 市原隊長 (@bingo356) May 5, 2020
運命的な恋愛とかいうのはほとんどそれで、「強迫的な反復」。自己破滅的にそれを求めていく。
と柄谷は続ける。深いね!
珍しく恋愛論。
「この人」との決別をいつするかというのも恋愛論のひとつと思います。
神棚に置くような感覚もアリかな。
引きずって、相手がカルマにこびりつくようになって欲しくない。
近くない遠く(神棚)に置くイメージで成り上がってもらう。
感情を断捨離するのは厄介なもの。
ムリな時は降参して神棚に上げてみるわけ。
「この人」はもうあっちの世界の人。
特別な存在であり、近くなく遠いところでお守り代わりを頼む。
「この人」は自分にとってパワーあるからね。