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『賭博行路』浦和競馬1995年10月の旅

はじめに

『賭博行路』は過去の賭博原稿を読み返しつつ賭博道を彷徨う、言わば『賭博戦記』のnote版です。毎回、記事の末尾にリアルタイムの日記欄を設け、日曜まで随時更新します。日曜はリアルタイムの競馬を考えています。

初めて雑誌に賭博原稿を書いたのが『熱烈投稿』の「大日本賭博場流れ旅」。1995年の10月に賭博場取材を始めている。当時はまだ投稿雑誌ブームで、雑誌もこういうエロ以外の記事で遊ぶ余裕もあった。俺は元『熱烈投稿』の編集者だったが、AV業が忙しくなり、フリーになった。そして退社の時に10ページほどの担当ページをフリーとして引き継いだ。そのころ一色ページに「大穴狩りやデ、人生は」という小コラムを書いていたが、そのコラムを基に賭博場巡りの企画を競馬好きの編集者と始めたのが「大日本賭博場流れ旅」だ。

サブタイトルは「一撃必殺!市原克也のAV博徒外伝」。たった1ページの連載だが、このページがなければ俺は『賭博未来論』も『勝負馬券論』も書けなかった。今となっては貴重な俺の競馬の記録帖だ。全28回。まずはその第1回のページを紹介する。(写真は『熱烈投稿』より。)

第1回は南関東の浦和競馬への流れ旅だった。

第一打 中四日、五日は当たり前の脅威のローテーション、浦和競馬の大穴厩舎・富田(みた)怒りの一発の巻

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浦和で穴馬券を狙うなら、富田の一発で男の勝負だ!

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